STYLE PROFILE
スイス・シャレー様式
Swiss Chalet Style
スイスの山小屋を参照し、深い軒と木の壁、張り出すバルコニーを組み合わせた建築表現。ここではキャンプ・パイン・ノットのシャレーを資料上の代表例にします。

スイス・シャレー様式の代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#453426 | 文字・構造 | 9.64:1 | 本文の文字にも使える |
#977552 | 主色 | 3.43:1 | 大きな文字や図形なら使える |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
スイス・シャレー様式のプロンプト例
スイス・シャレー様式の雰囲気にしてください。大きく張り出す切妻屋根の軒、木の素材を見せる壁や柱、上階から張り出すバルコニーを取り入れてください。
スイス・シャレー様式の主な視覚的特徴
- 大きく張り出す切妻屋根の軒
切妻屋根の軒を深く張り出させ、大きな持ち送りや方杖で支えます。キャンプ・パイン・ノットのシャレーでは、この広い軒が2階の屋外廊下を覆っています。
- 木の素材を見せる壁や柱
キャンプ・パイン・ノットのシャレーでは、丸太の壁や柱、樹皮を張った壁など、木の素材をそのまま見せています。地元の材料と建て方を使い、建物を周りの自然と結び付けました。
- 上階から張り出すバルコニー
キャンプ・パイン・ノットのシャレーでは、2階を持ち出し構造で張り出させ、上下の階に屋外廊下を巡らせています。米国の住宅の多くでも2階にバルコニーがあり、切り抜き模様の手すりで飾られます。
スイス・シャレー様式が向いている成果物
深い木の軒と張り出すバルコニーを描き、山の暮らしや建築の紹介に木の温もりを伝えられる。
スイス・シャレー様式とは
スイス・シャレー様式は、スイスのアルプスの建築を手本にした建築表現です。米国では、アンドリュー・ジャクソン・ダウニングが1850年の様式書『カントリー・ハウスの建築』でこの様式を紹介しました。ダウニングは、スイスのシャレーを山の多い地域にとりわけふさわしい建物の型として取り上げた、最初の米国の著述家でした。
スイスの手本は重い木材や丸太の構造を石の土台に載せていましたが、米国の例は簡単な枠組みの構造に飾りを付ける形で応用しました。典型的な住宅は2階半の高さで、低い勾配の切妻屋根が正面を向き、ごく深い軒を大きな持ち送りや方杖で支えます。2階にはバルコニーを設けるものがほとんどです。20世紀初めのアーツ・アンド・クラフツの時代には、この様式が再び流行しました。
代表例は、ニューヨーク州ラケット湖のキャンプ・パイン・ノットです。ウィリアム・ウェスト・デュラントが最初に手がけたアディロンダックのキャンプで、1877年に造り始められました。最初の平屋のシャレーはスイスの手本をゆるやかに参考にしたもので、1882年ごろ、その1階を取り込んだとみられる2階建ての「スイス・コテージ」が建てられました。デュラントはアルプス旅行の経験も生かし、地元の材料と建て方を用いました。パイン・ノットで使われた後、スイス・シャレーの形はアディロンダックのキャンプの設計の定番になりました。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 切妻屋根の軒が、壁から大きく張り出している
- 丸太や樹皮など、木の素材が壁や柱にそのまま見えている
- 上の階からバルコニーや屋外の廊下が張り出している
これらが揃っていると、スイス・シャレー様式の特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「スイス・シャレー様式」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Camp Pine Knot: National Historic Landmark Nomination(新しいタブで開きます)National Park Service
- Swiss Chalet Revival (Architectural Style Guide)(新しいタブで開きます)Washington State Department of Archaeology & Historic Preservation
名称・説明・主な視覚的特徴と「スイス・シャレー様式とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



