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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

スイス・スタイル

Swiss Style

別名:国際タイポグラフィック様式、国際タイポグラフィー様式、International Typographic Style

非対称のグリッド、サンセリフ体、写真を用いて、情報を簡潔かつ明快に構成するデザインスタイル。

スイス・スタイルのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

スイス・スタイルの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#F2F0E8)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#11110F文字・罫線・主要構造16.56:1本文の文字にも使える
#C93424小面積の強調4.60:1本文の文字にも使える

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

スイス・スタイルのプロンプト例

スイス・スタイルでデザインしてください。サンセリフ体を中心に、非対称のグリッドで構成し、イラストの代わりに写真を用いてください。

スイス・スタイルの主な視覚的特徴

  1. 非対称に組んだグリッド

    文字や写真の位置と大きさを、見えない格子(グリッド)を基準にそろえ、左右対称にせずに配置します。単純な幾何学的グリッドが、画面全体に秩序をつくります。

  2. サンセリフ体を中心とする文字組み

    文字、とくに装飾のないサンセリフ体を、デザインに欠かせない要素として扱います。1957年には、ヘルベチカとユニバースという2つのスイスのサンセリフ体が生まれました。

  3. イラストの代わりに写真を用いる構成

    絵やイラストの代わりに写真を使います。この様式の土台には、簡潔さと客観性を重んじる考え方があります。

スイス・スタイルが向いている成果物

スイス・スタイルとは

スイス・スタイルは、1940〜50年代のスイスで生まれたグラフィックデザインの潮流です。国際タイポグラフィック様式(International Typographic Style)とも呼ばれ、1950〜60年代に国際的に知られるようになりました。

文字、とくにサンセリフ体をデザインに欠かせない要素として重んじ、非対称のレイアウト、グリッドに基づく構成、絵やイラストの代わりに写真を使うことを特徴とします。土台にあるのは、簡潔さ、客観性、読みやすさを重んじる考え方です。

代表的な人物の1人が、バーゼル工芸学校で40年にわたってグラフィックデザインを教えたアーミン・ホフマンです。ヨゼフ・ミューラー=ブロックマンは、単純な幾何学的グリッドと、補色や対比の強い色、サンセリフ体による作風で知られます。1956年には有力なデザイナーたちが3か国語の雑誌『ノイエ・グラフィーク』を創刊し、1958〜65年に発行しました。

書体の面では、1957年にマックス・ミーディンガーのヘルベチカと、アドリアン・フルティガーのユニバースが生まれました。ユニバースは、最初期に書体ファミリーとして作られた書体の1つです。

第二次世界大戦後、この様式が国外、とくにアメリカへ広まるうえでは、バーゼルの職業学校の卒業生が多く働いたJ. R. ガイギー社の社内広告部門も大きな役割を果たしました。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 文字が主役になっている
  • 要素がグリッドに沿って非対称に配置されている
  • イラストではなく写真が使われている

これらが揃っていると、スイス・スタイルの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「スイス・スタイル」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「スイス・スタイルとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)