STYLE PROFILE
アイソメトリック
Isometric Art
遠くの物も同じ縮尺で描き、斜め上から見下ろすように立体を組む表現。

アイソメトリックの代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#243458 | 文字と構造 | 10.82:1 | 本文の文字にも使える |
#806FC2 | 主色 | 3.71:1 | 大きな文字や図形なら使える |
#B7ABE0 | 強調色 | 1.86:1 | 文字には向かない |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
アイソメトリックのプロンプト例
アイソメトリックでデザインしてください。三方向の軸で組み立てた立体、奥へ行っても縮小しない平行な辺、斜め上から対象を見下ろす視点を取り入れてください。
アイソメトリックの主な視覚的特徴
- 三方向の軸で組み立てた立体
互いに120度で交わる3本の軸に沿って、立体の辺を描きます。3つの軸の目盛りが同じなので、どの向きの長さも同じ尺度で表せます。
- 奥へ行っても縮小しない平行な辺
奥にある辺も手前の辺と同じ長さで描きます。遠くの物ほど小さく描く透視図と違い、同じ大きさのものは位置にかかわらず同じ大きさになります。
- 斜め上から対象を見下ろす視点
立体の3つの面が一度に見える、斜め上からの視点で描きます。アイソメトリックの図は、技術者が考えを伝え、ほかの人が設計を思い描く助けになります。
アイソメトリックが向いている成果物
同じ縮尺の立体を斜め上から配置し、設備やサービスの構成と部品の関係を図解中心に説明できる。
複数の要素を一つの俯瞰的な空間に収め、システムや街の仕組みを扱う記事の主題を示せる。
アイソメトリックとは
アイソメトリックは、立体を平面に描く図法の一つで、日本語では等角図、等角投影とも呼ばれます。名前は「等しい尺度」を意味し、3つの軸の目盛りがすべて同じになります。
この図法を発展させた人物として、ケンブリッジのモードリン・カレッジで学び、化学の教授などを務めたウィリアム・ファリッシュ(1759〜1837年)が知られています。ファリッシュは1822年に、論文「等角透視図法について」を発表しました。
アイソメトリックでは、同じ大きさのものは、どこに置かれても同じ大きさに描かれます。遠くの物ほど小さく描く透視図とは異なり、図の上で測った長さが実物と正しい比率になります。3本の軸は、互いに120度の角度で交わります。
この技法は、簡単で使いやすいことから19世紀に広く使われました。20世紀には多くの場合、三角形の目を刷った専用の方眼紙で描かれ、21世紀には技術用の図もコンピューターで作られるようになりました。設計者や技術者は、立体として見えて、しかも寸法が正しい図として、この描き方をよく使います。ゲームでは、1982年にセガが出した『ザクソン』が、アイソメトリックの視点による立体的な画面で知られます。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 立体が3方向の軸で組み立てられている
- 奥の辺も手前と同じ長さで描かれている
- 対象を斜め上から見下ろしている
これらが揃っていると、アイソメトリックの特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「アイソメトリック」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Learn how to make isometric art.(新しいタブで開きます)Adobe
- 3D Drawing(新しいタブで開きます)NRICH, University of Cambridge
- Isometric Protractor Presented to Alexander Leslie(新しいタブで開きます)National Museum of American History, Smithsonian Institution
- William Farish 1759 - 1837(新しいタブで開きます)Science Museum Group
- Arcade game: Zaxxon(新しいタブで開きます)The Strong National Museum of Play(Google Arts & Culture)
- Spatial Visualization Workshop 2(教材)(新しいタブで開きます)University of Colorado Boulder
名称・説明・主な視覚的特徴と「アイソメトリックとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



