STYLE PROFILE
フランス式整形庭園
French Formal Garden
長い軸線と左右対称の植栽を使い、遠近の見通しを強調する庭園様式。

フランス式整形庭園の代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#2C4838 | 文字と構造 | 7.21:1 | 本文の文字にも使える |
#728D58 | 主な装飾 | 2.66:1 | 文字には向かない |
#A9C5D0 | 補助の装飾 | 1.30:1 | 文字には向かない |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
フランス式整形庭園のプロンプト例
フランス式整形庭園でデザインしてください。遠くまで延びる中心軸に沿い、対称的な花壇、植栽、彫刻、噴水を配置してください。
フランス式整形庭園の主な視覚的特徴
- 遠くまで延びる中心軸
広い園路に水路を加え、中央に無限に延びるかに見える見通しの線をつくります。ヴェルサイユでは、対称の軸が庭と庭園の外の園全体を横切ります。
- 対称に配置する花壇と植栽
見通しの線の両側を対称に造ります。ヴェルサイユの「王の道」では、ル・ノートルが12の彫像と12の壺を左右対称の対にして並べました。
- 彫刻、噴水、水盤を組み込む構成
建物の近くに花壇や水の花壇、噴水彫刻を置きます。ヴェルサイユの庭には400以上の彫像と55の池や噴水があり、神話の人物が価値観や考えを表します。
フランス式整形庭園が向いている成果物
遠くまで伸びる軸と対称の花壇、水盤を見せ、庭園の規模と遠近を解説の主題にできる。
フランス式整形庭園とは
フランス式整形庭園は、17世紀のフランスで発達した幾何学的な庭園と、その影響を受けて18世紀にかけてヨーロッパ各地に造られた同じ形式の庭園を指します。ブルボン朝の絶対王政のもとで、造園家アンドレ・ル・ノートル(1613〜1700年)が大成しました。それ以前にも、長い並木道や刺繍花壇など、フランス独自の庭園の要素が見られました。
ル・ノートルは、フランスの比較的平らな地形を最大限に生かしました。広い園路にしばしば水路を加えて、中央に無限に延びるかに見える見通しの線をつくり、その両側を対称に造ります。建物の近くは花壇や水の花壇、噴水彫刻で細かく飾り、遠ざかるにつれて木立(ボスケ)や水面を大きく扱って変化をつけました。
ル・ノートルは、ヴォー=ル=ヴィコントとヴェルサイユの庭園で様式を確立しました。ヴェルサイユでは1661年からルイ14世が庭づくりを進め、工事は40年以上続きました。ル・ノートルは庭を南北と東西の2つの軸で構成し、東西の軸「グランド・ペルスペクティヴ」が庭を幾何学的な線のように横切ります。ヴェルサイユ宮殿の解説によれば、ここでは、どこにもある左右対称と秩序が、人による自然の支配を表しています。
ヴェルサイユを手本にした王侯の庭園はヨーロッパ中に現れ、ル・ノートル自身やその追随者の庭園は、ウィンザーからカッセル、ラ・グランハ、スウェーデン、デンマーク、ロシアにまで及びました。18世紀後半からは、風景式庭園の流行によって改造されたものも多くあります。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 遠くまで延びる中心の軸がある
- 花壇や植栽が、軸の両側に対称に置かれている
- 彫刻、噴水、水盤が全体の構成に組み込まれている
これらが揃っていると、フランス式整形庭園の特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「フランス式整形庭園」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Gardens and Groves(新しいタブで開きます)Château de Versailles
- フランス式庭園(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典、世界大百科事典)(新しいタブで開きます)ブリタニカ・ジャパン/平凡社(コトバンク)
- ルノートル(デジタル大辞泉ほか)(新しいタブで開きます)小学館(コトバンク)
- Palace and Park of Versailles(新しいタブで開きます)UNESCO World Heritage Centre
名称・説明・主な視覚的特徴と「フランス式整形庭園とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



