STYLE PROFILE
幾何学式庭園
Formal Garden
軸線や直線の園路に沿い、植栽や花壇を規則的に配置する庭園の構成。

幾何学式庭園の代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#294332 | 文字と構造 | 8.09:1 | 本文の文字にも使える |
#789258 | 主な装飾 | 2.60:1 | 文字には向かない |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
幾何学式庭園のプロンプト例
幾何学式庭園でデザインしてください。中心軸を強調し、直線の道と幾何学的な花壇、整えた植物の輪郭で構成してください。
幾何学式庭園の主な視覚的特徴
- 中心軸を強調する見通し
庭の骨組みを軸線で組み立て、遠くへの見通しをつくります。ジョージ王朝時代初めのイギリスの庭園も、はっきりした軸と並木道をもっていました。
- 直線の道と幾何学的な区画
敷地の計画から細部まで、幾何学的な図形を主として構成します。ヴェルサイユでは、まっすぐな道と幾何学的な形の植え込みが庭を形づくっています。
- 整えた植物の輪郭
樹木を整然と刈り込み、円錐や角柱などの形に整えます。ヴェルサイユ宮殿の解説によれば、幾何学的な形のイチイの刈り込みは、ルイ14世の時代と同じ方法で受け継がれています。
幾何学式庭園が向いている成果物
中心軸と直線の園路、整えた植物を見せ、庭の規則的な構成を解説する主題画像にできる。
幾何学式庭園とは
幾何学式庭園は整形庭園とも呼ばれ、敷地の計画から細部の意匠まで、幾何学的な図形を主として組み立てた庭園です。16世紀のイタリアの庭園に始まり、フランスのバロックの庭園ではっきりした形をとりました。一般には、フランス式庭園を指すことが多い言葉です。
イタリアでは、ルネサンスの建築を律した秩序への志向が庭園にも及び、樹木は整然と刈り込まれ、ギリシア・ローマ神話の神々の彫像や噴水が規則正しく置かれました。17世紀フランスの造園家ル・ノートルは、イタリアと違って主に平地に造られた幾何学的な庭園に、強い軸線を取り入れました。彼がヴォー=ル=ヴィコントに造った庭園は、軸線と左右対称に加え、庭全体の透視図法的な効果や、円錐や角柱の形に整えた植栽などを特徴としています。
イギリスでも、ジョージ王朝時代の初めには、庭園や大庭園(パーク)が、はっきりした軸と並木道をもつ整形の配置でした。1710年代からは、装飾の多い邸宅の庭が簡素で壮大なものに改められ、花壇は芝生だけになりました。その後、風景を好む流行とともに自然に近い設計が広がりましたが、1810年代には整形の庭園が再び流行しました。
これと反対に、曲線を主体とする庭園は非整形庭園と呼ばれ、18世紀イギリスの風景式庭園や、中国や日本の伝統的な庭園が含まれます。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 建物から延びる中心の軸に沿って、見通しが開けている
- まっすぐな道が、庭を幾何学的な区画に分けている
- 植物の輪郭が、刈り込みで整えられている
これらが揃っていると、幾何学式庭園の特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「幾何学式庭園」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Georgians: Parks and Gardens(新しいタブで開きます)English Heritage
- 整形庭園(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)(新しいタブで開きます)ブリタニカ・ジャパン(コトバンク)
- イタリア式庭園(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)(新しいタブで開きます)ブリタニカ・ジャパン(コトバンク)
- ルノートル(世界大百科事典)(新しいタブで開きます)平凡社(コトバンク)
- Gardens and Groves(新しいタブで開きます)Château de Versailles
名称・説明・主な視覚的特徴と「幾何学式庭園とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



