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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

幾何学イラストレーション

Geometric Illustration

円、三角形、四角形などを組み合わせて、人物や物を簡潔な形に描く表現。

幾何学イラストレーションのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

幾何学イラストレーションの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#F2E5CE)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#224C4A文字と構造7.66:1本文の文字にも使える
#C7893D主色2.38:1文字には向かない
#5AADA5強調色2.12:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

幾何学イラストレーションのプロンプト例

幾何学イラストレーションでデザインしてください。基本的な幾何学形の組み合わせ、対象の特徴を少ない形に置き換えた描写、形の境界が分かる明快な色分けを取り入れてください。

幾何学イラストレーションの主な視覚的特徴

  1. 基本的な幾何学形の組み合わせ

    円や三角形、四角形を重ねたり合体させたり、一部を切り抜いたりして、人物や物の形を組み立てます。三角形と正方形を合わせれば、家の形になります。

  2. 対象の特徴を少ない形に置き換えた描写

    細部を描き込まず、対象の特徴を少ない図形で表します。ハーパーの《フラミンゴ》は、重なった円で首を、円と三角形で胴体を表しています。

  3. 形の境界が分かる明快な色分け

    図形ごとに塗りの色を分け、形と形の境目をはっきり見せます。描画ソフトでは、図形の内側に塗りの色、輪郭に線の色を割り当てて塗り分けます。

幾何学イラストレーションが向いている成果物

幾何学イラストレーションとは

幾何学イラストレーションは、円や三角形、四角形といった基本の図形を組み合わせて、人物や物を描くイラストの表現です。対象をどの図形に置き換えるかによって、絵の印象が決まります。

図形から絵を組み立てる描き方を教えた例に、絵本作家エド・エンバリーの描き方の本があります。1961年の最初の本も、形をテーマにした本でした。1970年には動物の描き方の本を出し、これがシリーズとなって、同じ種類の本の中でも特に売れた本の一つになりました。シリーズはどれも、形と印の簡単な「アルファベット」をもとにしています。子どもたちは、簡単な形と手順を追う方法で、込み入ったキャラクターや場面を描けるようになりました。

イラストレーターのチャーリー・ハーパー(1922〜2007年)は、鳥などの自然を単純にし、幾何学的に描いたことで知られます。本人はこの作風を「ミニマル・リアリズム」と呼び、生き物の姿を形と色の本質にまで絞り込みました。《フラミンゴ》では、重なった円で首を、円と三角形で胴体を表しています。シルクスクリーン版画の制約が、表現をいっそう単純にするよう促したと、本人は振り返っています。

デジタルの描画ソフトでは、図形のツールで描いた基本の形を組み合わせて、より複雑な形を作れます。たとえば三角形と正方形を合体させると家の形になり、長方形を差し引くと扉の開口ができます。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 円・三角形・四角形などの基本図形が組み合わされている
  • 対象の特徴が少ない数の形に置き換えられている
  • 形ごとに色が分かれ、境界がはっきりしている

これらが揃っていると、幾何学イラストレーションの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「幾何学イラストレーション」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「幾何学イラストレーションとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)