STYLE PROFILE
クラフツマン様式
American Craftsman
木の骨組みや接合部を見せ、重みのある簡潔な形に仕上げる米国の家具表現。

クラフツマン様式の代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#302A22 | 文字・線 | 10.42:1 | 本文の文字にも使える |
#91673F | 主色 | 3.66:1 | 大きな文字や図形なら使える |
#65694D | 補助色 | 4.19:1 | 大きな文字や図形なら使える |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
クラフツマン様式のプロンプト例
クラフツマン様式風に、オークの木目を見せる仕上げ、太い部材と接合部を表に出す構造、装飾を抑えた堅牢な形と金物を取り入れてください。
クラフツマン様式の主な視覚的特徴
- オークの木目を見せる仕上げ
アンモニアでいぶした柾目のホワイトオークを使い、着色は木目を隠さないように施します。材料をありのままに生かすという、アーツ・アンド・クラフツの理想によるものです。
- 太い部材と接合部を表に出す構造
脚と貫を大きなほぞとくさびの継ぎ手で組み、継ぎ目を隠さずに見せます。初期の家具は重厚な形で、継ぎ手を見せて構造の確かさを強調しました。
- 装飾を抑えた堅牢な形と金物
飾りのない平らな面に、打ち出した鉄や銅の金物を付けます。打ち出した金物は、家具の手仕事らしさを強調しました。
クラフツマン様式が向いている成果物
木目、太い部材、露出した接合部を主題画像にして、家具や手仕事の堅実な素材感を伝えられる。
クラフツマン様式とは
クラフツマン様式は、米国のアーツ・アンド・クラフツ運動の中で、デザイナーのグスタフ・スティックリー(1858〜1942年)が広めた家具の様式で、「ミッション」家具とも呼ばれます。米国のこの運動は、ウィリアム・モリスらの英国の運動と深く結びついていました。
スティックリーは、大量生産の家具は作りが悪く、デザインが複雑すぎると考えていました。そこで、正直な構造と簡潔な線、質のよい材料による家具で、米国の人々の好みを改めようとしました。家具は製造しやすいよう簡素に設計され、平均的な米国人に向けて手ごろな値段で売られました。
1895年に初めてヨーロッパを訪れ、英国のアーツ・アンド・クラフツの製品に触れたスティックリーは、その後、ヴィクトリア朝の家具から大きく離れた家具を発表しました。飾りのない平らな面は木目を隠さないように着色し、ほぞ組みの継ぎ目を見せて構造を強調しました。1901〜1916年に発行した雑誌『ザ・クラフツマン』は、米国のこの運動の道しるべとなりました。
メトロポリタン美術館の六角形のオーク材のライブラリー・テーブルは、脚と貫をつなぐ大きなほぞとくさびの継ぎ手で構造を強調した、初期のスティックリーの典型です。同じ館のチェストも、骨組みと板を率直に見せ、頑丈な鉄の金物だけを飾りとしています。1915年にスティックリーは破産し、人々の好みは初期アメリカなどの様式の復興へ移っていました。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- オーク材の木目が見える仕上げになっている
- 太い部材や、ほぞなどの継ぎ目が表に見えている
- 飾りが少ない頑丈な形に、鉄や銅の金物が付いている
これらが揃っていると、クラフツマン様式の特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「クラフツマン様式」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Library Table(新しいタブで開きます)The Metropolitan Museum of Art
- Chest(新しいタブで開きます)The Metropolitan Museum of Art
- The Arts and Crafts Movement in America(新しいタブで開きます)The Metropolitan Museum of Art
- History(新しいタブで開きます)Stickley Museum at Craftsman Farms
名称・説明・主な視覚的特徴と「クラフツマン様式とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



