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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

スティック様式

Stick Style

壁面へ縦、横、斜めの木の帯を貼り、骨組みのような模様を見せる建築スタイル。

スティック様式のスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

スティック様式の代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#E6D3B6)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#46372C文字・構造7.78:1本文の文字にも使える
#887454主色3.07:1大きな文字や図形なら使える

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

スティック様式のプロンプト例

スティック様式の雰囲気にしてください。外壁を区切る縦横斜めの木の帯、木の飾り組みを見せた急勾配の破風、軒から現れる垂木を取り入れてください。

スティック様式の主な視覚的特徴

  1. 外壁を区切る縦横斜めの木の帯

    下見板張りの外壁に、水平・垂直・斜めの装飾的な木の帯を貼ります。骨組みを見せるように見えますが、壁の木の帯は構造には関係しない装飾です。

  2. 木の飾り組みを見せた急勾配の破風

    急勾配の切妻屋根の頂部に、装飾的なトラスを組み込みます。壁面と同じような木の飾りの模様を、破風やポーチの方杖にも繰り返します。

  3. 軒から現れる垂木

    屋根の軒を外へ張り出し、その下に垂木を見せます。外壁の木の帯や破風のトラスと同じく、木の部材を外観に表す特徴の一つです。

スティック様式が向いている成果物

  • 縦横斜めの木の帯と破風の飾り組みを見せ、木造住宅の壁面表現を扱う記事の主題にできる。

スティック様式とは

スティック様式は、1860〜1890年ごろのアメリカの住宅に見られる様式です。ゲッティ研究所の美術・建築用語辞典によると、この語はヴィンセント・J・スカリーが1949年に、19世紀中ごろのアメリカの木造住宅の様式を説明するために示した理論を指します。

最も目立つ特徴は、外壁の表面に水平・垂直・斜めに貼った装飾的な木の帯です。同じような木の飾りは、破風のトラスやポーチの方杖にも見られます。先立つゴシック・リヴァイヴァル様式に似た装飾と、後に続くクイーン・アン様式に近い形を持つため、過渡的な様式とされます。ゴシック・リヴァイヴァル様式と違い、出入口や窓だけでなく壁面そのものを装飾として扱います。

外側の木の帯は、建物を支える木の骨組みを外に見せ、構造の正直さを示すものと考えられました。ただしペンシルベニア州歴史博物館委員会は、壁の木の帯は純粋な装飾なので、この主張にはやや根拠が乏しいとしています。例として、リチャード・モリス・ハントがロードアイランド州ニューポートに建てたグリズウォルド邸(1861〜64年)があります。当時は「モダン・ゴシック」と呼ばれた夏の別荘で、外壁は骨組み模様で覆われ、ポーチの屋根を支える柱や斜めの方杖は、多くが構造に関係しません。

この様式は、19世紀半ばにアンドリュー・ジャクソン・ダウニングの図案集によって広められましたが、少し後のクイーン・アン様式ほどには普及しませんでした。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 外壁が縦・横・斜めの木の帯で区切られている
  • 急勾配の破風に、木の飾り組みが見える
  • 張り出した軒の下に垂木が現れている

これらが揃っていると、スティック様式の特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「スティック様式」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「スティック様式とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)