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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

ステンシル

Stencil

型を通して色を置いたような、輪郭の明快な図形や文字の表現。文字では、型を支えるための切れ目を見た目の特徴として使います。

ステンシルのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

ステンシルの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#E2DECD)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#252A29文字と構造10.79:1本文の文字にも使える
#C76B3F主色2.77:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

ステンシルのプロンプト例

ステンシルでデザインしてください。型で抜いたような明快な輪郭、文字の線を部分的に分断する切れ目、陰影を抑えた単色の面を取り入れてください。

ステンシルの主な視覚的特徴

  1. 型で抜いたような明快な輪郭

    切り抜いた型の開いた部分にだけ色が付くため、形の縁がくっきりと分かれます。同じ型を使えば、同じ図柄を何度でも写せます。

  2. 文字の線を部分的に分断する切れ目

    「O」の内側のような、周りから切り離されてしまう部分を型につなぎ留めるため、線の途中に細い橋渡し(ブリッジ)を残します。これが文字の切れ目として見えます。

  3. 陰影を抑えた単色の面

    型の上から色を付けるため、一つの型からは一色の平らな面が生まれます。陰影やぼかしを抑え、形そのものを明快に見せます。

ステンシルが向いている成果物

ステンシルとは

ステンシルは、真ちゅうやプラスチックなどの薄い板から図柄を切り抜き、その開いた部分から色を付けて、同じ図柄を何枚も写す方法です。型を通してインクや絵の具を付けると、切り抜いた形が下の面に再現されます。

ステンシルの文字は、簡単で安く、早く作れる方法として、19世紀から20世紀初めにかけて、サーカスの見世物小屋から高級店まで、あらゆる所の表示に使われました。フランス語では「日の光が透けて見える文字」とも呼ばれます。イギリスでは、中国から届く茶やインドの香辛料の木箱などに表示する道具として欠かせないものでした。工業の現場や街の表示によく使われ、グラフィティの作家の間でもかなり人気があります。

フランスでは、ポショワールと呼ばれる、より洗練されたステンシルが、ポスターや画家の挿絵本の印刷によく使われました。1947年に出版されたアンリ・マティスの『ジャズ』は、20点のポショワールで構成された本です。

文字のデザインでは、バウハウスのヨゼフ・アルバースとヨースト・シュミットが、長方形や円、半円などの部品を格子の上に並べて、ステンシルの文字を組み立てました。パウル・レナーのフトゥラ・ブラックは、1930年代から50年代にかけて最もよく使われたステンシル書体とされます。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 型で抜いたように輪郭がくっきりしている
  • 文字の線がところどころ途切れている
  • 陰影のない単色の面で塗られている

これらのいくつかが揃っていると、ステンシルの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「ステンシル」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「ステンシルとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)