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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

ブループリント

Blueprint

設計図の青い地と白い線を取り入れる表現です。対象を線で分解して見せ、完成品よりも構造や計画を連想させます。

ブループリントのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

ブループリントの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#143F72)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#F0F5FA文字と構造9.65:1本文の文字にも使える
#83AED4主色4.52:1本文の文字にも使える

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

ブループリントのプロンプト例

ブループリントでデザインしてください。青い地に浮く白い線、図面のような線による対象の表現、色数を抑えた明暗の対比を取り入れてください。

ブループリントの主な視覚的特徴

  1. 青い地に浮く白い線

    青い地の上に、線や文字を白く抜いて見せます。日光を受けた部分が青くなり、図面の線に遮られた部分が白く残る、青写真の仕組みに由来します。

  2. 図面のような線による対象の表現

    対象を、建築や機械の図面のような線の組み合わせで描きます。青写真が、建築の平面図や機械図などの技術的な図面を複製するためのものだったからです。

  3. 色数を抑えた明暗の対比

    色は地の青と線の白にほぼ限られ、明暗の差で形を読ませます。青い線を白い地に写す「ブルーライン」の複製図とは、明暗が逆になります。

ブループリントが向いている成果物

ブループリントとは

ブループリントは、設計図を複製する青写真の見た目を取り入れた表現です。青写真は、建築の平面図や地図、機械図などの技術的な図面を、青い地に白い像で写した複製図です。

もとになった技法は、イギリスの天文学者で化学者のジョン・ハーシェルが、1842年に日光で薬品が青く変わる現象を記録したことに始まります。ハーシェルはこれを「シアノタイプ」と名付けました。同じ方法で作った青い色調の写真は、シアノタイプと呼んで区別されます。

1872年、パリのマリオン社がこの技法の紙を、建築図面の複製用に売り出しました。それまで図面は手で写されており、費用がかかり、写し間違いも起きやすいものでした。1876年のフィラデルフィア万国博覧会でアメリカに伝わると、書類を安く複製できる最初の方法として成功しました。半透明の紙に描いた図面を薬品を塗った紙に重ねて日光に当て、水で洗うと、黒い線が青い地に白く写ります。

日当たりのよいオフィスビルの上階を占めた青写真の店は1世紀近く栄え、1950〜70年代にかけて、しだいにジアゾ式の複写やコピー機へ切り替えていきました。2009年の『サイエンティフィック・アメリカン』の記事は、建築の設計図の多くがデジタルで作られるようになっても、新しい計画を伝えるときには「ブループリント」と呼び、シアンで出力すると指摘しています。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 青い地に白い線が浮かんでいる
  • 対象が図面のような線で描かれている
  • 色数が少なく、明暗の対比がはっきりしている

これらが揃っていると、ブループリントの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「ブループリント」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「ブループリントとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)