STYLE PROFILE
ブルータリズム
Brutalism
素材や構造を隠さず、むき出しの表面と大きな塊で存在感を出す建築表現。

ブルータリズムの代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#2D3134 | 文字・線 | 9.09:1 | 本文の文字にも使える |
#8B8E8A | 主色 | 2.29:1 | 文字には向かない |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
ブルータリズムのプロンプト例
ブルータリズム風に、素材と組み立てを表に出す構成、加工の跡が見える粗いコンクリート面、塊として見える大きな立体を取り入れてください。
ブルータリズムの主な視覚的特徴
- 素材と組み立てを表に出す構成
鋼やれんがの構造、設備の配管や換気塔などを覆い隠さず、見える形で示します。建物が何でできていて、どう組み立てられているかを隠さないという考え方によるものです。
- 加工の跡が見える粗いコンクリート面
型枠の板の模様を写した面や、表面をたたいて粗くした面を、そのまま仕上げにします。バービカンでは、費用のかかる大理石などの案が退けられ、手間のかかるはつり仕上げになりました。
- 塊として見える大きな立体
大きなコンクリートの形を組み合わせ、重さと量感を強く感じさせます。1960年代には規模が重んじられ、大きな塊と粗い表面が強調されました。
ブルータリズムが向いている成果物
粗いコンクリートと大きな塊を建築の主題画像にし、素材と構造の存在感を伝えられる。Webのブルータリズムとは区別して使う。
ブルータリズムとは
ブルータリズムは、1950年代のイギリスで運動として確立した建築の潮流で、当初は「ニュー・ブルータリズム」とも呼ばれました。バービカン・センターによれば、名称は、ル・コルビュジエがマルセイユの集合住宅の材料を表した言葉で、打ち放しのコンクリートを意味する「ベトン・ブリュット」に由来します。
中心にあるのは、建物が何でできているか、どう組み立てられているかを隠さないという「正直さ」の考え方です。材料、質感、構造を重んじ、表現力の強い形を生みます。初期には木や鋼を使う例もありましたが、1960〜70年代にはコンクリートが安く手に入りやすかったため、この様式と結びつきました。
この語は1953年にアリソン・スミッソンが初めて使いました。1955年には建築史家レイナー・バンハムが、鋼とれんがの構造や設備を隠さないアリソンとピーター・スミッソンのハンスタントンの学校を論評し、これが運動を確立させました。
1960年代には打ち放しコンクリートが中心になりました。型枠の板の模様を写したロンドンのナショナル・シアターや、表面をたたいて仕上げたバービカン・エステートに、その例が見られます。1950〜70年代には世界各地で、むき出しのコンクリートの建物がつくられました。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 構造や設備が表に出ている
- 型枠やはつりの跡が残る、粗いコンクリート面である
- 大きな塊として重さを感じさせる形である
これらが揃っていると、ブルータリズムの特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「ブルータリズム」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Everything You Wanted to Know About Barbican Architecture(新しいタブで開きます)Barbican Centre
- Filming and Photography at the Barbican Centre(新しいタブで開きます)Barbican Centre
- Brutalism in architecture(新しいタブで開きます)Royal Institute of British Architects (RIBA)
- SOS BRUTALISM—Save the Concrete Monsters!(新しいタブで開きます)Yale School of Architecture
名称・説明・主な視覚的特徴と「ブルータリズムとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



