STYLE PROFILE
プレーリー・スクール
Prairie School
低く横に広がる輪郭と深い軒で、地面に沿う広がりを見せる建築表現。

プレーリー・スクールの代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#394137 | 文字・線 | 8.00:1 | 本文の文字にも使える |
#A98156 | 主色 | 2.66:1 | 文字には向かない |
#78886F | 補助色 | 2.86:1 | 文字には向かない |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
プレーリー・スクールのプロンプト例
プレーリー・スクール風に、低く伸びる水平の輪郭、大きく張り出す軒、内外の要素が連続するまとまりを取り入れてください。
プレーリー・スクールの主な視覚的特徴
- 低く伸びる水平の輪郭
ゆるい勾配の屋根と低い比率で、建物を地面に沿わせます。ロビー邸では、象徴的な屋根の線から煉瓦と目地まで、設計のあらゆる段階で水平性が強められています。
- 大きく張り出す軒
深く張り出す軒や片持ちの屋根が住まいを覆います。ウィリッツ邸の深い軒を持つ低く水平な外観について、ライトは、草原の影響を受け止め、敷地としっかり結び付くと書いています。
- 内外の要素が連続するまとまり
ウィリッツ邸では、平面、構造、家具、鉛枠のガラス、室内と屋外の空間を、互いに関係し合う要素として一体にまとめました。ロビー邸では、広いバルコニーやテラスが、内と外の空間をつなげます。
プレーリー・スクールが向いている成果物
低い水平の輪郭と深い軒を地面に沿って描き、建築と周囲の広がりを一つの情景として伝えられる。
プレーリー・スクールとは
プレーリー・スクールは、20世紀への変わり目にシカゴで活動した建築家の一団と、その建築の流れを指す呼び名です。中心となったフランク・ロイド・ライトは、ルイス・サリヴァンのもとで学びました。プレーリー様式は、中西部の大草原の地形と気風に合う新しい住宅の形として考えられました。
ライトは草原の静かな平らさを生かすため、ゆるい勾配の屋根、低い比率、張り出して覆う軒、低いテラスなどを挙げています。ライトは、それまでの復古様式の住宅とは違う、水平性を強く打ち出した有機的な住まいを目指しました。ヨーロッパの影響を退け、アメリカの風景に着想を求めた点も、この派の特色とされます。
1902年のウォード・W・ウィリッツ邸は、ライトの成熟したプレーリー様式の最初の作品と広く考えられています。1910年にシカゴで完成したフレデリック・C・ロビー邸は、その様式を極めた表現とされ、深い軒と大きな片持ちの屋根を持ちます。
シカゴと中西部の多くの建築家も、プレーリー様式の住宅を手がけました。1895年にライトの事務所の初期の所員となったマリオン・マホニーは、同じくこの派の建築家ウォルター・バーリー・グリフィンと結婚し、1912年に2人でアメリカを離れました。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 低く水平に伸びる輪郭になっている
- 屋根の軒が大きく張り出している
- 室内と屋外、家具や窓までが一続きにまとめられている
これらが揃っていると、プレーリー・スクールの特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「プレーリー・スクール」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Ward W. Willits House(新しいタブで開きます)Frank Lloyd Wright Trust
- Prairie School Style 1900 - 1920 (Pennsylvania Architectural Field Guide), archived 29 November 2015(新しいタブで開きます)Pennsylvania Historical and Museum Commission, via Internet Archive
- Frederick C. Robie House(新しいタブで開きます)Frank Lloyd Wright Trust
- Marion Mahony Griffin, Prairie School Architect (by Ashley Gardini)(新しいタブで開きます)JSTOR Daily
名称・説明・主な視覚的特徴と「プレーリー・スクールとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



