STYLE PROFILE
レイガン・ゴシック
Raygun Gothic
昔のSFが描いた宇宙旅行を、流線形の船体やフィン、光る金属で表すレトロな未来表現です。

レイガン・ゴシックの代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#33434E | 文字と構造 | 8.28:1 | 本文の文字にも使える |
#A0B6BF | 主な装飾 | 1.71:1 | 文字には向かない |
#A95443 | 補助の装飾 | 4.21:1 | 大きな文字や図形なら使える |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
レイガン・ゴシックのプロンプト例
レイガン・ゴシックでデザインしてください。しずく形の流線形に大きなフィンと丸窓を添え、磨かれた金属の反射で昔の宇宙未来を表現してください。
レイガン・ゴシックの主な視覚的特徴
- しずく形に近い流線形
宇宙船などの形を、しずく形に近い滑らかな流線形にまとめます。「レイガン・ゴシック・ロケットシップ」の機体も、しずく形で表されています。
- 大きなフィンや丸い窓
機体に大きなフィンを付け、丸い窓を設けます。同作では、夜になると丸窓に色とりどりの光がまたたきます。
- 磨かれた金属の反射
アルミニウムなどの金属の表面を輝かせ、光を反射させます。同作の輝く機体とフィンは、昼には日光を受けて明るく光ります。
レイガン・ゴシックが向いている成果物
流線形の船体、フィン、丸窓、金属の反射を主題にし、昔のSFを思わせる未来像を見せられる。
レイガン・ゴシックとは
レイガン・ゴシックは、過去に想像された未来を表すレトロフューチャーの言葉です。『SF歴史辞典』は、最も早い用例として、アメリカ生まれの作家ウィリアム・ギブスンの短編「ガーンズバック連続体」を挙げています。この作品は1981年のアンソロジー『ユニバース11』に収められました。作中では、ある人物が「アメリカン・ストリームライン・モダン」と呼んだものを、別の人物が「レイガン・ゴシック」と呼んでいます。
同辞典は、この言葉を20世紀半ばのデザインと結びついた美学・建築様式と定義し、アール・デコやグーギー、ストリームライン・モダン、スペース・エイジの要素を含むと説明されることが多いとしています。作中では、アメリカの都市で毎日見過ごされている、1930〜40年代の「未来的」な建築の断片として語られます。作家ジェフ・ヴァンダミアは2011年の著書で、このレトロフューチャーがさまざまなSFの舞台に使われてきたと述べています。
立体作品の例に、ショーン・オーランドらが制作した「レイガン・ゴシック・ロケットシップ」があります。高さ40フィートのアルミニウムと鋼の彫刻で、1930〜40年代のSFの大衆文化のイメージを呼び起こします。2009年のバーニングマンで初めて設置され、2010年から2013年までサンフランシスコのピア14に展示されました。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- しずく形に近い流線形にまとめられている
- 大きなフィンや丸い窓が付いている
- 磨かれた金属が光を反射している
これらが揃っていると、レイガン・ゴシックの特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「レイガン・ゴシック」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- The Raygun Gothic Rocketship(新しいタブで開きます)Black Rock Arts Foundation
- Raygun Gothic(新しいタブで開きます)Historical Dictionary of Science Fiction (Jesse Sheidlower)
- Gibson, William(新しいタブで開きます)The Encyclopedia of Science Fiction (SFE), John Clute & David Langford
- The Gernsback Continuum (William Gibson, reprinted in Invention & Technology, Spring/Summer 1988)(新しいタブで開きます)Invention & Technology Magazine
名称・説明・主な視覚的特徴と「レイガン・ゴシックとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



