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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

ネオ・フューチャリズム

Neo-futurism

流れるような曲線と大胆な構造で、未来志向の建築を表すスタイル。この図鑑では造形の傾向として扱います。

ネオ・フューチャリズムのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

ネオ・フューチャリズムの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#EBEFED)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#293F51文字・線9.40:1本文の文字にも使える
#ABC5D0主色1.55:1文字には向かない
#6496AA補助色2.79:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

ネオ・フューチャリズムのプロンプト例

ネオ・フューチャリズム風に、大きく連続する流線的な曲線、張力や動きを感じさせる構造、建物全体を印象的なシルエットにまとめる造形を取り入れてください。

ネオ・フューチャリズムの主な視覚的特徴

  1. 大きく連続する流線的な曲線

    メルセデス・ベンツ博物館では、二方向に曲がった面を連ね、建物の輪郭を流れるような曲線にしています。この複雑な曲面は、現場打ちのコンクリートでつくられました。

  2. 張力や動きを感じさせる構造

    BMWヴェルトでは、斜めに張ったパネルや、ねじれて落ち込む屋根で、静止した建物に動きの印象を与えています。その形は、未来派の美術に似ているとされます。

  3. 建物全体を印象的なシルエットにまとめる造形

    建物全体を、翼や乗り物を思わせる一つの形にまとめることがあります。北京の空港の第3ターミナルでは、細長い屋根が、飛び立とうとする巨大な翼のように見えます。

ネオ・フューチャリズムが向いている成果物

ネオ・フューチャリズムとは

ネオ・フューチャリズムは、「新しい未来派」を意味する言葉で、建築では、未来的な形をもつ現代の建物を形容するときに使われます。この語を用いたハル・フォスターは1987年の論文で、様式や流派を指すのではなく、技術の新しい状況に応える必要を表す言葉だと述べています。

もとになった未来派は、20世紀初めのイタリア北部で生まれた運動で、近代の生活の動きや速さを表そうとしました。彫刻や建築でも、静止した作品に動きを感じさせる形を与えようとしました。

グジェゴシュ・ティツの論文は、「未来的」「ネオ・フューチャリスト的」と呼ばれる現代建築を、未来派の美術と比べています。UNスタジオのメルセデス・ベンツ博物館(2006年)は動きのある形で未来派の伝統を参照しているとされ、コープ・ヒンメルブラウのBMWヴェルト(2007年)の形は未来派の美術に似ているとされます。メルセデス・ベンツ博物館の設計者は、エーロ・サーリネンのTWAターミナルのような、20世紀半ばの未来的な建物も参照したと述べています。

サーリネンは、ミシシッピ川のほとりのゲートウェイ・アーチや、ニューヨークのTWAターミナル、ダレス国際空港などで名声を得ました。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 大きく連続する曲線が、建物の輪郭をつくっている
  • 静止した建物なのに、動きや勢いを感じさせる
  • 建物全体が、遠くからも見分けられる一つの形にまとまっている

これらのいくつかが揃っていると、ネオ・フューチャリズムの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「ネオ・フューチャリズム」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「ネオ・フューチャリズムとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)