STYLE PROFILE
スペース・エイジ建築
Space Age Architecture
円盤やカプセルのような一体的な形で、宇宙時代の未来像を見せる建築表現。

スペース・エイジ建築の代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#303C45 | 文字・線 | 9.02:1 | 本文の文字にも使える |
#D4A847 | 主色 | 1.76:1 | 文字には向かない |
#9BAEB6 | 補助色 | 1.83:1 | 文字には向かない |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
スペース・エイジ建築のプロンプト例
スペース・エイジ建築風に、円盤を思わせる楕円形の外殻、プラスチックのようになめらかな表面、建物全体を一つのユニットにまとめる形を取り入れてください。
スペース・エイジ建築の主な視覚的特徴
- 円盤を思わせる楕円形の外殻
フトゥロは、直径8メートル、高さ4メートルの楕円体の殻で住まい全体を包みます。高い金属の脚に載る姿は、未来的で、ほとんど浮いているような印象を与えます。
- プラスチックのようになめらかな表面
フトゥロでは、ガラス繊維で強化したポリエステルの部材を組み合わせ、なめらかな曲面の外皮をつくります。楕円形の窓も、二方向に曲げたアクリルでできています。
- 建物全体を一つのユニットにまとめる形
フトゥロは、工場でつくった部材を現地で組み立て、分解して運ぶこともできます。出入口の扉まで外殻の一部として、楕円体の形に組み込まれています。
スペース・エイジ建築が向いている成果物
円盤やカプセルのなめらかな外殻を大きく描き、宇宙時代の未来像を特徴的なシルエットで伝えられる。
スペース・エイジ建築とは
スペース・エイジ建築は、宇宙開発の時代の楽観的な未来像を、実験的な形と新しい素材で表した建築とデザインの表現です。1960年代後半のその姿をよく伝える例が、フィンランドの建築家マッティ・スーロネンが設計したプラスチックの住宅「フトゥロ」で、スペース・エイジ建築の象徴とされています。
戦後には、安く工場でつくれる住宅や移動できる住宅、最新の技術と素材による住宅が夢見られました。フトゥロは、新しい建築材料としてのプラスチックへの信頼と、宇宙探査の時代の楽観を映しています。ディズニーのトゥモローランドに展示されたモンサント社の「未来の家」も、同じ時代の気分を表した例に挙げられます。
フトゥロは、荒れた土地でも建てやすく、すぐに暖まるスキー小屋として依頼されました。スーロネンは球体なども検討した末、数学的に形が定まる楕円体を選びました。1968年3月末に公開され、同年10月にロンドンの見本市に出品されて国際的な注目を集めました。
しかし、珍しすぎて高価だったため商業的には成功せず、1973年の石油危機でプラスチックの価格が3倍になると、普及の望みは絶たれました。1990年代からは、宇宙時代の象徴や美術作品として再び注目され、ロッテルダムのボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館などが所蔵しています。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 円盤を思わせる、楕円形の外殻をもつ
- プラスチックのようになめらかな曲面で包まれている
- 住まい全体が、一つのユニットとしてまとまっている
これらが揃っていると、スペース・エイジ建築の特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「スペース・エイジ建築」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Futuro house(新しいタブで開きます)City of Espoo / Exhibition Centre WeeGee
- Futuro: the house of the future renovated(新しいタブで開きます)Museum Boijmans Van Beuningen
- The Futuro: History, Design and Construction in Finland and the USA (Pamela Voigt), Docomomo Journal 66(新しいタブで開きます)Docomomo International
名称・説明・主な視覚的特徴と「スペース・エイジ建築とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



