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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

折り紙風

Origami

紙を折って形を作る折り紙を取り入れた表現です。折り目と重なった面を見せ、薄い紙から形が生まれる様子を伝えます。

折り紙風のスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

折り紙風の代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#F4EFE5)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#313B46文字と構造9.93:1本文の文字にも使える
#578EA3主色3.15:1大きな文字や図形なら使える
#E4A79E強調色1.77:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

折り紙風のプロンプト例

折り紙風でデザインしてください。山折りや谷折りの直線的な折り目、折り返した紙の面、薄い紙が重なる縁を取り入れてください。

折り紙風の主な視覚的特徴

  1. 山折りや谷折りの直線的な折り目

    最も基本の谷折りと、紙を反対側へ折る山折りで、まっすぐな折り目を付けます。吉澤章は、こうした折り方を示す記号の決まりを確立しました。

  2. 折り返した紙の面

    紙の縁を別の縁や折り目に合わせて折り返し、面を重ねて形を作ります。一度折ってから開き、折り筋だけを残して、後の工程に使うこともあります。

  3. 薄い紙が重なる縁

    折るたびに紙の層が増え、薄い紙の縁が重なって見えます。折り図でも、層の違いを示すために縁の線を描き足すことがあります。

折り紙風が向いている成果物

折り紙風とは

折り紙風は、紙を折って形を作る折り紙の造形を取り入れた表現です。ゲッティ研究所の美術・建築用語集(AAT)は、折り紙を、紙を折って精巧で装飾的な図案や物を作る日本の技芸と説明しています。

遊びの折り紙がいつ始まったかを記した記録はありませんが、16世紀後半から17世紀初めの職人の作とされる刀の柄に折り鶴の浮き彫りがあり、遅くとも17世紀初めには折り鶴が知られていたと考えられます。江戸時代後期の『秘伝千羽鶴折形』は、1枚の紙から何羽もの鶴をつなげて折る「連鶴」を載せた、現存する最古の連鶴の出版物です。考案者は三重県桑名市の長圓寺の僧、魯縞庵義道で、桑名市は1976年、この本の連鶴を「桑名の千羽鶴」として市の無形文化財に指定しました。

19世紀には、幼児教育を重んじたドイツの教育者フリードリヒ・フレーベルが、紙を折ってさまざまな形を作る遊びを考え、その形は19世紀後半に日本へ伝わりました。日本では折り紙が幼稚園の教育に採り入れられ、伝承の折り紙と混ざり合って近代の折り紙の姿ができました。第二次世界大戦後には、1911年生まれの吉澤章が1954年の初の著書『折り紙芸術』などで芸術としての折り紙の先駆者の1人となり、1955年のアムステルダム市立美術館での展覧会を皮切りに、各国で折り紙を広めました。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 山折りや谷折りの直線的な折り目が見える
  • 折り返した紙の面が重なっている
  • 薄い紙の縁が段のように重なっている

これらが揃っていると、折り紙風の特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「折り紙風」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「折り紙風とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)