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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

ニュー・ロマンティック

New Romantic

1980年代の音楽や服飾と結びつく、過去の衣装を大きく作り替えた表現。ここではヴィヴィアン・ウエストウッドの「Pirate」に代表される、ゆったりしたシャツと布を巻く着こなしを扱う。

ニュー・ロマンティックのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

ニュー・ロマンティックの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#EFE5CE)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#29232E文字と構造12.20:1本文の文字にも使える
#A23E46主な装飾5.06:1本文の文字にも使える
#C2963A補助の装飾2.17:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

ニュー・ロマンティックのプロンプト例

ニュー・ロマンティックでデザインしてください。ふくらむ大きなシャツ、幅広い縞、ゆったりしたパンツに垂れる帯を合わせ、歴史衣装を作り替えた輪郭にしてください。

ニュー・ロマンティックの主な視覚的特徴

  1. 体から離れてふくらむ大きなシャツ

    大きく仕立てたシャツを、体から離してふくらませて着ます。ウエストウッドは、17〜18世紀の肖像画に見られる輪郭からも着想を得ました。

  2. 幅の広い縞とゆったりしたパンツ

    幅の広い縞の、裾がゆったりしたパンツを合わせます。「パイレーツ」では、「バッカニア」と呼ばれるズボンがこの形で作られました。

  3. 帯状の布を垂らし、歴史衣装を思わせる輪郭を作る

    帯状の布を体に掛けて垂らし、海賊や伊達男の時代を思わせる姿を作ります。「パイレーツ」というコレクション名は、ほかの土地や時代から考えや色を「略奪」したことに由来するとされます。

ニュー・ロマンティックが向いている成果物

ニュー・ロマンティックとは

ニュー・ロマンティックは、1980年代のロンドンの音楽やクラブ、ファッションの場で広まった動きと、それに結び付く装いです。ロンドン博物館によると、スティーヴ・ストレンジとラスティ・イーガンは、1979年から毎週火曜日、コヴェント・ガーデンのワインバーでブリッツ・クラブを開きました。そこには、パンクに幻滅した美術やファッションの学生、音楽家が集まりました。

クラブに入れたのは、同じように派手な装いをした人だけでした。ストレンジはその人々を「歩く芸術作品のような」先駆者と表しました。報道では「ブリッツ・キッズ」などの呼び名が使われ、スパンダー・バレエのメンバーやボーイ・ジョージも常連でした。

ヴィヴィアン・ウエストウッドとマルコム・マクラーレンは、1981年秋冬の「パイレーツ」で初めてファッションショーを開きました。「追いはぎ、伊達男、海賊の時代」を思わせる服で、幅の広い縞の「バッカニア」パンツや、帯状の布を垂らして着る大きなシャツが登場しました。ウエストウッドの、17〜18世紀の服の輪郭や肖像画への関心にも着想を得たこの装いは「ニュー・ロマンティック」の姿として知られるようになり、当時の人気ミュージシャンを通じて急速に一般にも広まりました。

2025年には、ロンドンのデザイン・ミュージアムが、このクラブを扱う展覧会「ブリッツ:80年代を形づくったクラブ」を開きました。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 体から離れてふくらむ大きなシャツを着ている
  • 幅の広い縞のゆったりしたパンツを合わせている
  • 帯状の布を垂らし、昔の衣装を思わせる輪郭になっている

これらのいくつかが揃っていると、ニュー・ロマンティックの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「ニュー・ロマンティック」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「ニュー・ロマンティックとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)