STYLE PROFILE
パッチワーク
Patchwork
小さな布片を縫い合わせ、異なる色や柄から一つの面を作る表現です。

パッチワークの代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#51473F | 文字と構造 | 6.76:1 | 本文の文字にも使える |
#9B6052 | 主な装飾 | 3.75:1 | 大きな文字や図形なら使える |
#79856B | 補助の装飾 | 2.92:1 | 文字には向かない |
#768DA5 | 少量の強調 | 2.56:1 | 文字には向かない |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
パッチワークのプロンプト例
パッチワークでデザインしてください。色や柄の違う布片を継ぎ合わせ、区画の境界と縫い目が分かる一枚の面にしてください。
パッチワークの主な視覚的特徴
- 布片ごとに分かれた区画
小さな布片を一枚ずつ縫い合わせて平らな面を作るため、面全体が布片ごとの区画に分かれます。三角、四角、六角形などの形が図案の基本になります。
- 異なる色や柄の組み合わせ
端切れや古い衣服の布を寄せ集めることが多く、色や柄、素材の違う布が隣り合います。素材や色、形の異なる布をはぎ合わせるのが、この技法の特徴です。
- 区画の境界に残る縫い合わせ
布片どうしは、細かいぐし縫いや、まつりはぎでつなぎます。そのため、区画の境目には縫い合わせの線が残ります。
パッチワークが向いている成果物
異なる色柄の布片を縫い合わせた区画で面を組み、多様さや手作りの温もりを感じる外観を作れる。
パッチワークとは
パッチワークは、色や柄、形の違う小さな布をはぎ合わせて、一つの面を作る手芸の技法です。つぎはぎ細工とも呼ばれます。布を何層も重ねて縫うキルティングとはよく組み合わされますが、別の歴史を持つ異なる技法で、布片を縫い合わせて平らな図柄を作ります。
もとは農民などが衣服に継ぎを当てたり、傷んだ所を除いてはぎ合わせたりしたもので、やがて装飾的な作品が作られるようになりました。キルティングに比べて、端切れを使い切り、衣服を長く使うための家庭の倹約と強く結びついています。イギリスでは、型紙に布を折りかぶせて仮留めし、裏から細かく縫い合わせる方法が長く続きました。日本でも、同様の手法と思われる切継ぎが、室町〜江戸時代の小袖や農民の仕事着に見られます。
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館のパッチワークのキルトは、19世紀のものが最も多く、聖書の場面や時事、トランプの図柄まで表されました。1820年のアン・ウェストの作品は、コートや軍服の裁ち落としから作られ、色鮮やかな64枚の毛織物の区画からなります。1960年代には、ヒッピー文化の影響でファッションに取り入れられ、技法にとどまらない一つの「見た目」になりました。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 面が布片ごとの区画に分かれている
- 隣り合う区画の色や柄が異なっている
- 区画の境目に縫い合わせの線が見える
これらが揃っていると、パッチワークの特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「パッチワーク」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Quilting and patchwork(新しいタブで開きます)Victoria and Albert Museum
- An introduction to quilting and patchwork(新しいタブで開きます)Victoria and Albert Museum
- Patchwork fashions(新しいタブで開きます)Victoria and Albert Museum
- Ann West's patchwork(新しいタブで開きます)Victoria and Albert Museum
- パッチワーク(デジタル大辞泉/日本大百科全書/世界大百科事典/百科事典マイペディア)(新しいタブで開きます)コトバンク(小学館・平凡社)
名称・説明・主な視覚的特徴と「パッチワークとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



