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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

ローポリ

Low Poly

少ないポリゴンで形を組み立てる3D表現です。ここでは面を滑らかにつながず、多角形ごとの明暗を見せる見た目を扱います。

ローポリのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

ローポリの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#E7ECED)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#234364文字と構造8.55:1本文の文字にも使える
#5084B1主色3.33:1大きな文字や図形なら使える
#84ACCD強調色2.01:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

ローポリのプロンプト例

ローポリでデザインしてください。少数の多角形に置き換えた形、隣り合う面ごとに分かれる明暗、面の境界が残る角張った立体を取り入れてください。

ローポリの主な視覚的特徴

  1. 少数の多角形に置き換えた形

    曲面も細かく分けず、少数の多角形、とくに三角形の組み合わせで表します。手作りのローポリ画像では、背景に大きな三角形、主題に小さく密な三角形を使うことが多いとされます。

  2. 隣り合う面ごとに分かれる明暗

    面ごとの向き(法線)を一定にするフラットシェーディングでは、各面が一様に表示されます。そのため隣り合う面の明暗がなめらかにつながらず、面ごとに分かれて見えます。

  3. 面の境界が残る角張った立体

    面の境目を、陰影をつながない「ハードエッジ」として扱うと、立体のすべての面が見分けられます。面の境界が残ることで、削り出したような角張った姿になります。

ローポリが向いている成果物

ローポリとは

ローポリは、少ない数の多角形(ポリゴン)、とくに三角形の組み合わせで形を表す表現です。デルフト工科大学の学生論文によれば、この様式は初期のビデオゲームから生まれました。当時は、ゲームを実時間で動かすため、3Dの場面に使える三角形の数を限る必要がありました。

同じ論文は、現在の機器は数百万の三角形を含む場面を実時間で描けるため、ローポリは機器の制約の結果というより、表現として選ばれるものになったと述べています。また、論文が書かれる前の数年の間に、ローポリは2Dのイラストやゲームで再び使われるようになったとしています。大連工業大学の研究者による論文も、この様式がプロダクト、彫刻、アニメーション、服飾などのデザインに広く使われていると述べています。

3Dソフトでは、面ごとに向き(法線)を一定にして陰影を計算する「フラットシェーディング」を使うと、各面が一様に表示されます。面と面の陰影をなめらかにつなぐ「スムーズシェーディング」に切り替えても形そのものは変わらず、立体の輪郭は角張ったまま残ります。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 形が少数の多角形に置き換えられている
  • 隣り合う面ごとに明暗が分かれている
  • 面の境界が角として残っている

これらが揃っていると、ローポリの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「ローポリ」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「ローポリとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)