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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

ローブロウ

Lowbrow

漫画や玩具、幻想的な挿絵を混ぜ、親しみと不気味さを同居させる表現。

ローブロウのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

ローブロウの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#E9DAC4)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#323346文字・線9.00:1本文の文字にも使える
#AC596E主色3.46:1大きな文字や図形なら使える
#648D90補助色2.65:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

ローブロウのプロンプト例

ローブロウ風に、漫画を思わせる誇張した人物やキャラクター、懐かしい大衆文化と幻想の組み合わせ、ユーモアと不気味さを同居させる情景を取り入れてください。

ローブロウの主な視覚的特徴

  1. 漫画を思わせる誇張した人物やキャラクター

    漫画に着想を得た人物やキャラクターを、具象的にはっきりと描きます。ウィリアムズの大作も、漫画に着想を得た歴史画として紹介されています。

  2. 懐かしい大衆文化と幻想の組み合わせ

    映画、テレビ、広告、カーニバルの美術など身近な大衆文化を題材にし、SFやホラーの世界を重ねます。リバーサイド美術館は、出版社ベビー・タトゥーが扱う作品群について、伝統的な「美術」の考え方を退けるものと紹介しています。

  3. ユーモアと不気味さを同居させる情景

    懐かしさやユーモアと、退廃や陰鬱さを一つの画面に混ぜ合わせます。この混ざり合いが、ローブロウやポップ・シュルレアリスムの魅力として紹介されています。

ローブロウが向いている成果物

ローブロウとは

ローブロウは、アメリカの画家ロバート・ウィリアムズが1979年につくった「ロウ・ブロウ(low brow)」という言葉にちなむ美術の動きです。この語は、自分を締め出していた体制側の「ハイ(高尚な)」美術界への反対を表すものでした。「ポップ・シュルレアリスム」と並べて語られることもあります。

ラグーナ美術館によれば、ローブロウの作品はほとんどが具象で、映画、テレビ、広告、SFやホラー、漫画などに着想を得ています。リバーサイド美術館は、懐かしさ、退廃、ユーモア、陰鬱さの混ざり合いが人々を引きつけてきたと紹介しています。

ウィリアムズは、カリフォルニアのホットロッド(改造車)文化、ロックンロール、ECコミックスの中で育ち、1965年には改造車文化の象徴的人物エド・“ビッグ・ダディ”・ロスのスタジオでアートディレクターになりました。彼の絵は、概念的なミニマリズムの優勢を退け、手仕事、具象、大衆的なイメージへの回帰を目指しました。1994年には雑誌『ジャクスタポーズ(Juxtapoz)』を創刊しています。

2008年にラグーナ美術館が開いた展覧会「In the Land of Retinal Delights: The Juxtapoz Factor」は150人の作品を紹介し、1994年以降、ローブロウを含む具象的で物語性のある作品がこの雑誌で発表の場を得てきたと位置づけました。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 漫画のように誇張された人物やキャラクターが描かれている
  • 懐かしい大衆文化の題材と、SFやホラーのような幻想の場面が組み合わされている
  • ユーモアと不気味さが同じ画面にある

これらが揃っていると、ローブロウの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「ローブロウ」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「ローブロウとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)