STYLE PROFILE
ローキー
Low-key Photography
広い暗部の中へ部分的に光を当て、対象の形を浮かび上がらせる写真表現。

ローキーの代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#ECEAE0 | 文字と構造 | 14.93:1 | 本文の文字にも使える |
#626971 | 主色 | 3.24:1 | 大きな文字や図形なら使える |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
ローキーのプロンプト例
ローキーでデザインしてください。暗部が大部分を占める画面、輪郭や一部へ絞った照明、明部と暗部の強いコントラストを取り入れてください。
ローキーの主な視覚的特徴
- 暗部が大部分を占める画面
被写体も背景も暗い色調のものを選び、場面の広い部分を照らさずに残します。画面の大部分が影や黒で占められます。
- 輪郭や一部へ絞った照明
光を輪郭や被写体の一部へ絞って当て、ほかは暗く沈めます。暗い背景から、照らされた形だけが浮かび上がります。
- 明部と暗部の強いコントラスト
背景より被写体を強く照らし、照明比を高くします。広い影の中で、わずかな明部がくっきりと際立ちます。
ローキーが向いている成果物
広い暗部の中で主題の輪郭や一部に光を絞り、形と素材の存在感を強く引き出せる。
ローキーとは
ローキーは、暗い色調が画面の大部分を占める写真の表現です。キヤノン・アカデミーの人物写真のガイドは、ハイキーと並ぶ洗練された様式的な技法として紹介し、ローキーではコントラストが高く、光は輪郭を際立たせるためだけに使われ、ほかはすべて黒に沈むと説明しています。
富士フイルムの撮影講座によると、ローキーは単に露出を少なくすることではありません。被写体と背景に暗い色調のものを選び、影を作る照明や、場面の広い部分を照らさない照明を使います。背景より手前の被写体を強く照らすので、照明比はずっと高くなります。明るい部分はわずかですが、そこは濁らずに明るく見えるようにします。暗い画面ではカメラが明るく写そうとすることがあるため、絞り優先などでは露出を1〜2段マイナスに補正することがよくあります。
キヤノンUSAの解説は、ローキーの写真をとても暗く、劇的なコントラストを持つものとし、影が支配する中で明部がくっきり目立つと述べています。富士フイルムの講座は、ローキーの写真は物悲しくも、力強く劇的にもなるとしています。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 画面の大部分が暗い色調や影でまとめられている
- 光が輪郭や一部だけに当てられている
- わずかな明部と広い暗部の差が大きい
これらが揃っていると、ローキーの特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「ローキー」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Portrait photography: Light & shadow: high and low key(新しいタブで開きます)Canon Academy
- Photography Terms for Every New Photographer(新しいタブで開きます)Canon U.S.A.
- Shooting High Key and Low Key(新しいタブで開きます)FUJIFILM North America
名称・説明・主な視覚的特徴と「ローキーとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



