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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

侘び寂びインテリア

Wabi-sabi Interior

自然素材の不均一さや時を経た表情を生かす、侘び寂びを参照した室内表現。

侘び寂びインテリアのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

侘び寂びインテリアの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#E6DFD2)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#39362F文字・線9.09:1本文の文字にも使える
#A39176主色2.30:1文字には向かない
#747965補助色3.39:1大きな文字や図形なら使える

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

侘び寂びインテリアのプロンプト例

侘び寂びインテリア風に、不揃いな輪郭と非対称な配置、粗さや経年変化を残す自然素材、装飾を抑えた静かな空間を取り入れてください。

侘び寂びインテリアの主な視覚的特徴

  1. 不揃いな輪郭と非対称な配置

    手作りの器や形の不揃いな家具を、左右対称にせずに置きます。建築学者ルミコ・ハンダによれば、千利休の茶室、待庵の東の壁には、大きさの違う2つの窓が、そろわない位置に開けられています。

  2. 粗さや経年変化を残す自然素材

    木や竹、麻、土などの素材を、むらや使い込んだ跡を残したまま用います。古びて美しい古色を帯びたものを尊ぶ、寂びの感覚に通じる選び方です。

  3. 装飾を抑えた静かな空間

    物を絞り、飾りを控えた落ち着いた空間をつくります。ヴェルヴォールトの本は、美を最も純粋な形に絞り込んだ、穏やかな室内のつくり方を紹介しています。

侘び寂びインテリアが向いている成果物

侘び寂びインテリアとは

侘び寂びインテリアは、日本の美意識である侘びと寂びを参照する室内の表現です。侘びは控えめで簡素な美しさを指し、茶の湯と禅の中で最も深く育てられました。寂びは、のちに、よく古びたものや、美しい古色を帯びたものを表すようになったとされる言葉です。

茶人の千利休(1522〜1591年)は、先人の侘びの茶の湯を受け継いで磨き上げ、陶工の長次郎に侘びを体現する茶道具を作らせました。これが楽焼です。侘びの美意識では、わずかな欠けのある道具が、完全に見える道具よりしばしば高く評価されました。

研究者カタジナ・ワジュクによれば、侘びと寂びの二語が一緒に使われ始めたのは20世紀初めです。西洋では、芸術家で建築家のレナード・コーレンが1994年の著書で侘び寂びを紹介しました。ワジュクは、侘び寂びが2018年ごろ西洋で広く注目され、主に室内のデザインの流行として受け止められたと述べています。土の色を基調に、手作りの器や、木や竹、麻などの自然素材による不揃いな家具を置いた、「完璧に不完全な」室内です。

代表例には、日本の建築家とベルギーのデザイナー、アクセル・ヴェルヴォールトが手がけた、ニューヨークのグリニッチ・ホテルのペントハウスが挙げられています。ヴェルヴォールトは2010年に、侘びの考え方に着想を得た室内を集めた本『Wabi Inspirations』を出しました。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 輪郭が不揃いで、物が左右対称に置かれていない
  • 木や土、麻などの自然素材のむらや古びが残されている
  • 飾りが少なく、静かで落ち着いた空間になっている

これらが揃っていると、侘び寂びインテリアの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「侘び寂びインテリア」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「侘び寂びインテリアとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)