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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

インダストリアル・インテリア

Industrial Interior

倉庫や工場の構造を思わせる、煉瓦や配管を隠さず見せる室内スタイル。

インダストリアル・インテリアのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

インダストリアル・インテリアの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#DED9D0)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#292D2F文字・線9.89:1本文の文字にも使える
#925E48主色3.81:1大きな文字や図形なら使える
#797B76補助色3.04:1大きな文字や図形なら使える

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

インダストリアル・インテリアのプロンプト例

インダストリアル・インテリア風に、露出した煉瓦と配管、鉄の扉や構造材、天井の高い開放的な空間を取り入れてください。

インダストリアル・インテリアの主な視覚的特徴

  1. 露出した煉瓦と配管

    壁の煉瓦や配管を、塗り込めたり隠したりせずにそのまま見せます。工場や倉庫だった建物の古い部分を、室内の表情として生かすものです。

  2. 鉄の扉や構造材

    鉄の扉や引き出し、建物にもとからある柱などを室内の要素として用います。ジョン・メレンキャンプのソーホーのスタジオでは、鉄の扉や引き出しが、細長い空間を区切り、場所ごとの役割を分けています。

  3. 天井の高い開放的な空間

    高い天井の下に、間仕切りの少ない広い床を設けます。ソーホーのあるロフトの例では、居間や食事の場、開放的な台所を備え、高い天井と窓の壁によって明るく開放的な空間になっています。

インダストリアル・インテリアが向いている成果物

インダストリアル・インテリアとは

インダストリアル・インテリアは、工場や倉庫として建てられた建物の材料や構造を生かす室内の表現です。この表現と深く関わるのが、ニューヨークのソーホー地区で広まったロフトの暮らしです。20世紀半ばのソーホーは、鋳鉄造りのロフト建築に印刷業者や衣料メーカーが入る、主に製造業の地区でした。

1950〜60年代、家賃の安さにひかれた芸術家たちが、企業の去った建物へ移り住みました。地区は条例で工業用に限られていたため、彼らは違法に住んでいました。芸術家たちはロフトを改装して工場の床を住まいに変え、新しい都市生活の型を作り出しました。

1970年、彫刻家ジェフリー・ルーが古い工場に開いた芸術空間「112グリーン・ストリート」は、壁の古い塗装や配管、設備をそのまま残しました。同じ年、雑誌『ライフ』の記事がロフトの暮らしを多くの読者に紹介しています。研究者アレックス・オヨス・トゥーミーは、こうした空間に、のちに「ロフト・ライフスタイル」の宣伝に使われる工業用の設備、開放的な間取り、露出した煉瓦壁が見られると述べています。

1971年からは芸術家に限って住むことが認められ、1973年に地区は歴史地区に指定されました。1978年までに、ソーホーのロフトの住人の3分の2は芸術家以外になりました。ロフトの暮らしは、売れる美学と生き方として定着していきました。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 煉瓦の壁や配管が、仕上げで覆われずに見えている
  • 鉄の扉や柱など、金属や構造の部材が表に出ている
  • 天井が高く、間仕切りの少ない広い空間になっている

これらが揃っていると、インダストリアル・インテリアの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「インダストリアル・インテリア」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「インダストリアル・インテリアとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)