STYLE PROFILE
ディストレスト
Distressed
印刷の欠けや傷みを加え、使い込んだように見せる表現です。形の一部を不規則に抜き、均一な仕上がりを崩します。

ディストレストの代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#292623 | 文字と構造 | 11.55:1 | 本文の文字にも使える |
#A7543E | 主色 | 4.05:1 | 大きな文字や図形なら使える |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
ディストレストのプロンプト例
ディストレストでデザインしてください。不規則なインクの欠け、傷や摩耗を思わせるテクスチャ、部分的に薄くなる文字や図形を取り入れてください。
ディストレストの主な視覚的特徴
- 不規則なインクの欠け
文字や図形の中に、インクがのらなかったような小さな抜けが不規則に散らばります。印刷の版や紙が傷んだときのような、ふぞろいな欠け方を再現します。
- 傷や摩耗を思わせるテクスチャ
細かな傷や擦れの模様を、面全体に重ねます。新しく作った画像でも、長く使われてきたような質感が加わります。
- 部分的に薄くなる文字や図形
マスクの灰色の部分では濃さに応じて絵柄が透けるため、文字や図形がところどころ薄く見えます。完全に消さず、かすれた印刷のような見た目にします。
ディストレストが向いている成果物
文字や図形の一部を傷や摩耗のように抜き、使い込まれた道具や音楽企画を思わせる外観にできる。
ディストレストとは
ディストレストは、印刷が擦れたり一部がはがれたりしたような傷みを加え、使い込んだように見せる表現です。形の一部を不規則に抜き、均一な仕上がりをわざと崩します。
デジタルで作るときには、不透明マスクを使う方法があります。アドビのIllustratorの説明では、マスクが白い所では絵柄がそのまま見え、黒い所では隠れ、灰色の所は濃さに応じて透けます。どんな色の図形や画像でもマスクに使えるため、擦れや傷の模様を写した画像をマスクにすると、文字や図形の一部が抜けて下の地が見えます。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- インクが不規則に欠けている
- 傷や擦れを思わせる模様がある
- 文字や図形が部分的に薄くなっている
これらのいくつかが揃っていると、ディストレストの特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「ディストレスト」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Create a distressed graphic with texture(新しいタブで開きます)Adobe
- Create a distressed graphic with texture(新しいタブで開きます)Adobe
- Transparency and blending modes: Opacity masks (Illustrator User Guide) [Internet Archive](新しいタブで開きます)Adobe
名称・説明・主な視覚的特徴と「ディストレストとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)


