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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

ディーゼルパンク

Dieselpunk

主に20世紀前半の機械や都市の姿を、架空の技術世界へ組み替える表現。ディーゼルエンジンなどの内燃機関、アール・デコ由来の形、ノワール的な暗さを組み合わせます。

ディーゼルパンクのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

ディーゼルパンクの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#D8D1BF)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#272A2B文字と構造9.49:1本文の文字にも使える
#6D7476主な装飾3.12:1大きな文字や図形なら使える
#746746補助の装飾3.65:1大きな文字や図形なら使える

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

ディーゼルパンクのプロンプト例

ディーゼルパンクでデザインしてください。ディーゼルエンジンを思わせる機械と油汚れのある表面を描き、直線と流線形を組み合わせ、暗いノワール調にまとめてください。

ディーゼルパンクの主な視覚的特徴

  1. ディーゼルエンジンを思わせる機械と油汚れのある表面

    ディーゼルエンジンのような内燃機関の機械を描き、表面に油の汚れを残します。蒸気ではなく、燃料で動く機械の油汚れがこの表現の手がかりです。

  2. 直線的な構成と流線形を組み合わせた形

    アール・デコに由来する直線的な構成に、空気力学的な流線形を組み合わせます。直線と流線形の結び付きが、20世紀前半の機械や都市の雰囲気を伝えます。

  3. ノワール映画を思わせる暗い場面づくり

    犯罪映画を思わせる暗い光の中に場面を置きます。研究者ラモスは、ノワールの雰囲気をディーゼルパンクらしさを生む要素に挙げています。

ディーゼルパンクが向いている成果物

ディーゼルパンクとは

ディーゼルパンクは、SFの用語の1つです。『SF百科事典』によると、この語は2001年にビデオゲームのデザイナー、ルイス・ポラックが作ったとされます。スチームパンクとサイバーパンクの間にある、図像と年代の空白を埋めるための言葉で、その時代を舞台に、主流に逆らう別の歴史を描く作品を指します。ポラックは、これを「スチームパンクの、より暗く、より汚れた側面」と考えていたと伝えられます。

研究者イオランダ・ラモスによると、ディーゼルパンクは、蒸気やヴィクトリア朝の美学ではなく、燃料で動く機械の油とアール・デコに基づき、直線と空気力学的な形を結び付けます。小説の多くは第二次世界大戦に関わり、1920年代から1950年代を扱います。『SF百科事典』は、アール・デコの影響が最も大きいように見えるとし、フリッツ・ラング監督の映画『メトロポリス』が、イメージの宝庫になってきたと述べています。

ラモスは、1978年に出版されたレン・デイトンの小説『SS-GB』を、ディーゼルパンクの物語として論じています。第二次世界大戦をめぐる別の歴史を描くこの作品について、ディーゼルエンジンや原子力の可能性に加え、ノワールの雰囲気がディーゼルパンクらしさを生むと述べています。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • ディーゼルエンジンを思わせる機械や、油に汚れた表面がある
  • 直線的な構成に流線形が組み合わされている
  • ノワール映画のような暗い場面になっている

これらのいくつかが揃っていると、ディーゼルパンクの特徴を持っていると言えるでしょう。

蒸気で動く装置が目印になるスチームパンクに対し、ディーゼルパンクの物語は、名前のとおりディーゼル燃料の存在や、それを思わせるものによって見分けられるとされます。

実例を見る

Google画像検索で「ディーゼルパンク」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「ディーゼルパンクとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)