STYLE PROFILE
和様
Wayō
装飾を抑えた木部と穏やかな屋根の線を用いる、日本の寺院建築の様式。

和様の代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#41382D | 文字・構造 | 9.61:1 | 本文の文字にも使える |
#9E865F | 主色 | 2.91:1 | 文字には向かない |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
和様のプロンプト例
和様の雰囲気にしてください。素地の木と白い壁の組み合わせ、低めの天井と落ち着いた室内、緩やかな軒の勾配と単純な曲線を取り入れてください。
和様の主な視覚的特徴
- 素地の木と白い壁の組み合わせ
JAANUSは、新しい様式が伝わる前の日本建築について、手を加えない自然の木材が主で、白い漆喰の壁も多いと説明しています。一方、大阪文化財ナビは、平安時代に完成した和様の彩色を外部は丹塗、内部は極彩色と書いており、出典によって説明が分かれます。簡素さと控えめな装飾も、この時期の特徴とされます。
- 低めの天井と落ち着いた室内
天井を低くおさえ、囲まれた親密な空間をつくります。新しい様式が伝わる前の日本建築に見られる特徴の一つです。
- 緩やかな軒の勾配と単純な曲線
野屋根を設けることで、見える地垂木を緩やかな勾配にでき、軒下に光を多く取り込めるようになりました。線の曲がり方も単純です。
和様が向いている成果物
素地の木と白壁、緩やかな軒を主題にし、日本の寺院建築を落ち着いた素材と輪郭で紹介できる。
和様とは
和様は、唐の時代に中国から伝わった建築の技術と様式が、8世紀から12世紀にかけて次第に日本化したものです。奈良時代を通じて日本風に変わり、平安時代に日本的な姿としてひとまず完成しました。「和様」という呼び名は、12世紀の末に中国から伝わった新しい様式と区別して、日本の伝統となっていた建築を指すために、鎌倉時代に生まれました。
新しい様式が伝わる前の日本建築は、簡素で、装飾を控えめにし、天井が低く、囲まれた親密な空間と単純な曲線を特徴としました。柱には長押と呼ぶ横材を抱かせて構造材とし、そこから水平線を基調とする様式の美しさが生まれました。
日本で考え出された、隠れた屋根の構造である野屋根は、990年に完成した法隆寺大講堂の再建で、母屋を囲む廂の上に初めて用いられました。これにより、見える垂木は緩やかな勾配にして軒下に光を多く入れ、隠れた垂木は急にして雨水を流しやすくできました。新しい様式の影響を受けていない和様の建築は、関西に多く見られます。
鎌倉時代に大仏様と禅宗様がもたらされると、和様はその影響を受け、折衷様と呼ばれる新しい様式を生み出しました。それでも和様の姿を受け継ぐ建物は、今日まで造られ続けています。内法長押を基準とする木割の技法は、書院造で格式を決め、象徴する要として生き残りました。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 木部の飾りが少なく、簡素にまとめられている
- 天井が低く、落ち着いた室内になっている
- 軒の勾配が緩やかで、曲線が単純である
これらのいくつかが揃っていると、和様の特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「和様」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- JAANUS: wayou 和様(新しいタブで開きます)Japanese Architecture and Art Net Users System
- 和様(用語集)(新しいタブで開きます)大阪文化財ナビ
- JAANUS: Daikoudou 大講堂(新しいタブで開きます)Japanese Architecture and Art Net Users System
名称・説明・主な視覚的特徴と「和様とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



