STYLE PROFILE
トロピカル・ランドスケープ
Tropical Garden Style
大きな葉や密な植栽を中心に、熱帯を思わせる庭の景観を作る表現です。特定地域の庭園様式そのものではありません。

トロピカル・ランドスケープの代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#244D38 | 文字と構造 | 7.65:1 | 本文の文字にも使える |
#66914B | 主な装飾 | 2.93:1 | 文字には向かない |
#D87942 | 補助の装飾 | 2.49:1 | 文字には向かない |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
トロピカル・ランドスケープのプロンプト例
トロピカル・ランドスケープでデザインしてください。大きな葉を持つ植物を量感豊かにまとめ、緑の間へ鮮やかな花を加えてください。
トロピカル・ランドスケープの主な視覚的特徴
- 大きく形の目立つ葉
ヤシや木生シダ、櫂のように長い葉のバナナ、カンナなどの葉を主役にします。ブルレ・マルクスの庭では、しばしば並外れて大きく目を引く葉を持つ熱帯植物が、彫刻のような要素として扱われました。
- 量感のある緑のまとまり
葉の形や色の違う植物を混ぜて、奥行きのある茂みをつくります。英国の亜熱帯風の庭は、一年中ではなく、夏に植物の量が最も多くなるよう計画されます。
- 葉の緑に対する鮮やかな花
大胆な葉に、目の覚めるような暑い色の花を合わせます。ブルレ・マルクスの地所でも、劇的な色の対比が特徴の一つに挙げられています。
トロピカル・ランドスケープが向いている成果物
大きな葉と密な緑、鮮やかな花を主題にし、旅や植物、季節の内容に熱帯的な豊かさを与えられる。
トロピカル・ランドスケープとは
トロピカル・ランドスケープは、大きな葉と鮮やかな花で、熱帯のように茂った雰囲気をつくる庭の表現です。英国王立園芸協会(RHS)は、亜熱帯風の庭の典型的な特徴として、大きな葉を持つ旺盛な植物、構築的な形、目を引く花の色を挙げています。英国では、冬の保護が必要な植物と耐寒性の植物を組み合わせてつくります。アガパンサスや竹、ジャスミンなど耐寒性の植物でも、冬の手入れなしに異国風の雰囲気を出せるとされます。
ロンドンのバタシー・パークには、1863年に亜熱帯庭園がつくられました。パークの監督官ジョン・ギブソンのもとで、この庭園は、園芸の質でキュー王立植物園に並ぶ評判を得たとされます。
熱帯の地では、ブラジルの造園家ロベルト・ブルレ・マルクス(1909〜1994)が、モダニズムの芸術の考え方と熱帯の在来植物を結びつけました。1949年に始まったリオデジャネイロ西部の彼の地所は、うねる形、量感のある群植、劇的な色の対比、熱帯植物の重視といった特徴を示し、世界遺産に登録されています。
この流れは「モダン・トロピカル・ガーデン」と呼ばれるようになり、20世紀半ば以降、ブラジルと世界の公園や庭の形に大きな影響を与えました。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 大きく形の目立つ葉が主役になっている
- 緑が量感のあるまとまりをつくっている
- 葉の緑に対して鮮やかな花が映えている
これらが揃っていると、トロピカル・ランドスケープの特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「トロピカル・ランドスケープ」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Exotic and subtropical gardening(新しいタブで開きます)Royal Horticultural Society
- Battersea Park (Register of Parks and Gardens of Special Historic Interest entry)(新しいタブで開きます)Parks & Gardens UK
- Sítio Roberto Burle Marx(新しいタブで開きます)UNESCO World Heritage Centre
- The Artist Who Shaped Brazil (Tom Christopher), Humanities, 2019(新しいタブで開きます)National Endowment for the Humanities
名称・説明・主な視覚的特徴と「トロピカル・ランドスケープとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



