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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

シンセウェーブ

Synthwave

ネオン色の夕景と地平線へ伸びる格子で、1980年代を振り返る未来景を作る表現です。

シンセウェーブのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

シンセウェーブの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#211A3F)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#F6E4F4文字と構造13.48:1本文の文字にも使える
#E357B4主な装飾4.89:1本文の文字にも使える
#42B9DA補助の装飾7.15:1本文の文字にも使える
#F2A55D少量の強調8.03:1本文の文字にも使える

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

シンセウェーブのプロンプト例

シンセウェーブでデザインしてください。大きな夕日を背景に、地平線へ伸びる格子と単純なシルエットを置き、ピンクや青のネオンで光らせてください。

シンセウェーブの主な視覚的特徴

  1. ピンクや青、紫の発光色

    暗い背景に、ピンクや青、紫の光る色を重ねます。2012〜13年のアルバム3作の表紙を例に、紫とピンクのグラデーションの多さを指摘した研究もあります。

  2. 地平線へ収束する格子

    地平線へ向かって収束する格子を、地面や背景に敷きます。格子やポリゴンの美学は、コンピューターの世界や未来主義と結び付けて論じられています。

  3. 大きな夕日と単純なシルエット

    地平線の上に大きな夕日を置き、手前の形を単純なシルエットで描きます。「アウトラン風の夕日」と題したイラストの例も、研究で紹介されています。

シンセウェーブが向いている成果物

シンセウェーブとは

シンセウェーブは、多くの歴史記述で2000年代半ばから存在するとされる電子音楽のジャンルで、1980年代のシンセポップ、ポストパンク、初期のゲーム音楽に強い影響を受けています。レトロウェーブとも呼ばれ、音楽と視覚的な様式の両方を指します。

視覚面では、クロームのような文字や筆記体、ネオン、目立つ色のグラデーションの多用で見分けられるとされます。音楽学の研究者マッティア・メルリーニは、こうした美学とSFとの長い結び付きが、シンセウェーブを「過去に根ざした未来」、つまり実現しなかった想像上の未来を示すジャンルと定義づけることに寄与したと論じています。

源流としては、タンジェリン・ドリーム、ジョン・カーペンター、ジョルジオ・モロダー、ヴァンゲリスの映画音楽がよく挙げられます。2011年の映画『ドライヴ』にはカヴィンスキーの「ナイトコール」が使われ、2012年のスウェーデンのゲーム『ホットライン・マイアミ』も複数の音楽家の曲を使いました。音楽とともに、派手な車やむき出しのポリゴン、紫を主とする暗い色調といった、このゲームの視覚的な様式もネット上に広まりました。

文字の組み方もかなり定型化し、厚みのある立体的な金属調の文字が定番になりました。メルリーニは、ドラマ『ストレンジャー・シングス』や映画『イット・フォローズ』などで、シンセウェーブの音楽が1980年代の大衆文化を描き直していると分析しています。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • ピンクや青、紫の光る色が使われている
  • 格子が地平線へ向かって収束している
  • 大きな夕日と、単純なシルエットが描かれている

これらのいくつかが揃っていると、シンセウェーブの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「シンセウェーブ」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「シンセウェーブとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)