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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

シーパンク

Seapunk

海のイメージと1990年代風のデジタル表現を結びつけたネット上の美学。ここでは音楽の分類ではなく、イルカやヤシ、浮遊する球体を青や青緑で組み合わせる見た目を扱う。

シーパンクのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

シーパンクの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#B5F1E9)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#183857文字と構造9.59:1本文の文字にも使える
#38C7C3主な装飾1.65:1文字には向かない
#3B8FF1補助の装飾2.61:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

シーパンクのプロンプト例

シーパンクでデザインしてください。青とターコイズを使い、初期CGのようなイルカ、ヤシ、浮遊する球体を現実離れした配置で組み合わせてください。

シーパンクの主な視覚的特徴

  1. イルカやデジタルのヤシなど、海辺を連想させるモチーフ

    イルカやヤシの木、海の水面といった海辺のモチーフを、クリップアートや簡素な3Dモデルで描きます。海そのものも、シーパンクの目印の一つに数えられています。

  2. 初期CGのような球体を現実離れした配置で浮かべる

    初期CGのような球体や幾何学的な立体を、地面から離して宙に浮かべます。物の並べ方には意味の筋道がなく、シュルレアリスム的な配置だと評されています。

  3. アクアマリン、ターコイズ、明るい青を使う

    アクアマリンやターコイズ、明るい青を主に使い、水の中のような画面を作ります。青やターコイズに染めた髪も、この表現の目印とされました。

シーパンクが向いている成果物

  • 海辺の図像と浮遊する初期CG風の球体を青緑で組み、海とデジタルが混ざる非現実的な一枚を作れる。

シーパンクとは

シーパンクは、インターネット上で生まれた表現です。2011年6月1日、DJのリル・インターネットが「シーパンク」という語を含む投稿をしました。この語にハッシュタグが付けられると、タンブラーで一気に広まりました。コラージュやGIF画像のやり取りで形が整い、まもなく独自の音楽、服装、画像の文化を持つサブカルチャーになりました。

目印には、イルカやピラミッド、グラデーション、記号のような書体、クリップアート、ターコイズ色の髪、そして海が挙げられます。タンブラーで共有された画像では、イルカやヤシ、イオニア式の柱、正多面体の簡素な3Dモデルが、ターコイズ色の海の質感を貼った立体の上に浮かびます。1990年代のレイヴ文化や初期のインターネット文化への参照も含まれます。

2012年の雑誌『インタビュー』の記事は、シカゴに住むゾンベル(シャン・ビースト)とウルトラデーモン(アルバート・レッドワイン)を、シーパンクの形成に関わった二人として紹介しています。ビーストは、シーパンクは服装であり、視覚芸術であり、音楽でもあると語っています。

同じ記事によれば、リアーナがテレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」で、イルカやヤシ、浮かぶ球体の映像を背景に歌い、シーパンクは大衆の目に触れました。建築家のリーとマクギリヴレイは、シーパンクが大衆文化に取り込まれたと述べ、自分たちの設計案もこの美学から直接着想を得たと書いています。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • イルカやヤシなど、海辺を連想させるモチーフがある
  • 初期CGのような球体や立体が、現実離れした配置で浮かんでいる
  • アクアマリンやターコイズ、明るい青が使われている

これらのいくつかが揃っていると、シーパンクの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「シーパンク」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「シーパンクとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)