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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

グーギー

Googie Architecture

跳ね上がる屋根や目立つ看板で、道路沿いからも目を引く未来的な建築表現。

グーギーのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

グーギーの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#EAE4D3)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#243D48文字・線9.00:1本文の文字にも使える
#53A0A5主色2.38:1文字には向かない
#DD7046補助色2.55:1文字には向かない
#E5B545強調色1.49:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

グーギーのプロンプト例

グーギー風に、大きく跳ね上がる屋根の輪郭、目立つネオン看板、ガラス面と構造を見せる外観を取り入れてください。

グーギーの主な視覚的特徴

  1. 大きく跳ね上がる屋根の輪郭

    蝶の羽のような屋根や折れ曲がった軒を、大きく張り出させます。ジョニーズ・コーヒーショップでは、昼間は、大きな屋根そのものが看板の役目を果たし、車の運転者の目を引きました。

  2. 目立つネオン看板

    ブーメランや星形の飾りを付けることの多い高いネオン看板を、建物と組み合わせます。アーメット&デイヴィスのコーヒーショップでは、昼と同じように夜も目立つよう、照明も設計の一部として扱われました。

  3. ガラス面と構造を見せる外観

    大きなガラスの壁で、明るい店内を道路から見せます。ジョニーズ・コーヒーショップでは、床から天井までのガラスの壁の枠に組み込んだ細い鋼の柱を目立たせず、屋根が浮いているように見せています。

グーギーが向いている成果物

グーギーとは

グーギーは、1950年代のアメリカで広まった建築とデザインの様式で、コーヒーショップやモーテル、ガソリンスタンドなど道路沿いの建物に代表されます。名前は、ロサンゼルスのコーヒーショップ「グーギーズ」に由来すると考えられています。

第二次世界大戦後の南カリフォルニアでは郊外が広がり、車で移動する人々に向けた新しい店と様式が生まれました。宇宙時代やSF、車の文化から着想した大胆で角ばった形と、鋼・ガラス・ネオンの多用が特徴です。動きのある形と光る看板は、通りがかる運転者の目を引き、建物そのものを広告として働かせるためのものでした。

建築事務所アーメット&デイヴィスは、この様式の発展に大きな影響を与えました。1956年に建てられたロサンゼルスのジョニーズ・コーヒーショップでは、大きく張り出す蝶形の屋根とネオンの看板が、建物と一体になっています。ロサンゼルス国際空港のテーマ・ビルの空飛ぶ円盤のような形は、グーギーの宇宙時代の美意識を最もはっきり表した例とも評されます。

この様式は南カリフォルニアから全米へ広まりましたが、1960年代以降は人気を失い、多くの建物が改装や取り壊しにあいました。1985年には建築家・歴史家のアラン・ヘスが著書でこの様式を定義しました。その後グーギーが再び人気を集めたのは、ヘスの著作によるところが大きいとされます。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 屋根が大きく跳ね上がったり、張り出したりしている
  • ネオンの看板が、建物と一体にデザインされている
  • 大きなガラスの壁から、店内や構造が見える

これらが揃っていると、グーギーの特徴を持っていると言えるでしょう。

装飾のない箱形の国際様式を退け、角度と曲線が入り交じる形をとった点で、国際様式とは異なります。

実例を見る

Google画像検索で「グーギー」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「グーギーとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)