STYLE PROFILE
未来派
Futurism
線や形を連続させ、機械や都市の速度を一つの画面に表す表現。

未来派の代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#2E3439 | 文字・線 | 9.32:1 | 本文の文字にも使える |
#A66A3F | 主色 | 3.26:1 | 大きな文字や図形なら使える |
#536B81 | 補助色 | 4.10:1 | 大きな文字や図形なら使える |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
未来派のプロンプト例
未来派風に、運動の軌跡を示す連続した線、動く形を重ね合わせる構成、力の向きを強調する伸びた輪郭を取り入れてください。
未来派の主な視覚的特徴
- 運動の軌跡を示す連続した線
動いたものが通った跡を、途切れない線の連なりとして描きます。1910年ごろの未来派は、形の中に速さと動きを表す方法を探りました。
- 動く形を重ね合わせる構成
動く対象を少しずつずらして何度も描き、動きの時間を一つの画面に重ねます。動くものは絶えず数を増やすという、1910年の宣言の考え方に通じる表現です。
- 力の向きを強調する伸びた輪郭
形の輪郭を進む向きへ引き伸ばし、斜めの線で勢いを強めます。バッラは速さの印象を強めるため、地面を斜めの線で描きました。
未来派が向いている成果物
形の連続と伸びる線で運動の方向を強調し、都市や機械、速度を扱う企画を勢いのある一枚にできる。
未来派とは
未来派は、20世紀初めのイタリアで起こった芸術運動です。1909年2月20日、イタリアの詩人フィリッポ・トンマーゾ・マリネッティが、パリの新聞『フィガロ』の第一面に「未来派宣言」を発表して始まりました。
未来派は、過去を激しく否定し、産業と技術が形づくる近代の世界をたたえる芸術を求めました。宣言は「速さの美」という新しい美を掲げました。絵画では新印象派とキュビスムの要素を取り入れ、近代の生活の力強さ、エネルギー、動きを表しました。
中心となった画家は、ジャコモ・バッラ、ウンベルト・ボッチョーニ、ジーノ・セヴェリーニです。1910年、バッラとほか4人のイタリアの画家は「未来派絵画技術宣言」を書き、動くものは絶えず数を増やすと述べました。バッラの《鎖につながれた犬のダイナミズム》(1912年)では、女性の足、ひも、犬の体がぼかされ、繰り返し描かれています。
未来派の人々は数多くの宣言やビラ、芸術と詩の雑誌を出し、美術のほか、文学、音楽、ダンス、映画などについても考えを示しました。ルイジ・ルッソロの宣言「騒音の芸術」(1913年)は、近代の生活の騒音を取り上げました。1913年にマリネッティは、言葉を構文や文法から解き放つ「自由な言葉」を打ち出し、機械化によって可能になった活字の表現も取り入れました。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 動きの跡が連続した線で描かれている
- 動く形がずらして重ねられている
- 輪郭が進む向きへ引き伸ばされている
これらが揃っていると、未来派の特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「未来派」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- On Line(新しいタブで開きます)The Museum of Modern Art
- Unique Forms of Continuity in Space(新しいタブで開きます)The Museum of Modern Art
- Words in Freedom: Futurism at 100(新しいタブで開きます)The Museum of Modern Art
- Futurism(新しいタブで開きます)Tate
- Giacomo Balla, Dinamismo di un cane al guinzaglio (Dynamism of a Dog on a Leash), 1912(新しいタブで開きます)Buffalo AKG Art Museum
名称・説明・主な視覚的特徴と「未来派とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



