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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

キュビスム

Cubism

物をいくつもの面へ分け、複数の視点を一つの画面に組み合わせる絵画表現。

キュビスムのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

キュビスムの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#E1D6BE)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#39352E文字・線8.45:1本文の文字にも使える
#877B65主色2.88:1文字には向かない
#AF956D補助色1.98:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

キュビスムのプロンプト例

キュビスム風に、対象を分解した幾何学的な面、複数の視点を同時に示す構成、輪郭と背景が重なり合う断片的な空間を取り入れてください。

キュビスムの主な視覚的特徴

  1. 対象を分解した幾何学的な面

    人や物を小さな切子面や幾何学的な形に分解し、組み立て直します。批評家ヴォークセルは、ブラックの絵に見られるこうした幾何学的な形を「キューブ」と呼びました。

  2. 複数の視点を同時に示す構成

    異なる方向から見た姿を、同じ画面の同じ空間に同時に示します。固定した一つの視点から奥行きを描く、ルネサンス以来の遠近法とは異なる方法です。

  3. 輪郭と背景が重なり合う断片的な空間

    面と線が織り合わされ、重なり合う面や切子面が画面を埋めます。浅い浮き彫りのような空間にまとめられ、絵は断片的に見えます。

キュビスムが向いている成果物

キュビスムとは

キュビスムは、20世紀初めの最も影響力のある美術様式の一つで、パリでピカソとブラックが生み出しました。1907年ごろに始まったとされます。名前は、批評家ルイ・ヴォークセルが、1908年にブラックがレスタックで描いた風景画の幾何学的な形を「キューブ(立方体)」と呼んだことに由来します。

キュビスムの画家たちは、芸術は自然を写すものだという考えや、遠近法、肉付け、短縮法といった伝統的な技法を退け、画布の平面性を強調しようとしました。対象を幾何学的な形に分解して浅い浮き彫りのような空間に並べ直し、異なる視点から見た姿を同じ画面に組み合わせました。これは、固定した一つの視点から奥行きの錯覚をつくる、ルネサンス以来の伝統との決別でした。

ピカソの《アヴィニョンの娘たち》(1907年)の様式化と歪みはアフリカ美術から来ており、セザンヌの晩年の作品も影響を与えました。初期の分析的キュビスムでは、重なり合う面が茶や灰、黒のほぼ単色で描かれ、楽器や瓶、グラス、新聞などの静物が好んで題材にされました。後の総合的キュビスムでは、色紙や印刷された紙を貼る「パピエ・コレ」が始まり、形は単純に、色は明るくなりました。

この新しい表現は、レジェやグリス、ドローネー夫妻、デュシャン、メッツァンジェら多くの画家に受け継がれ、彫刻や建築にも深い影響を与えました。さらにダダやシュルレアリスム、抽象を追求した画家たちにも及び、構成主義や新造形主義など、後の多くの抽象様式の出発点となりました。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 物の形が、幾何学的な面に分けられている
  • 異なる方向から見た姿が、一つの画面に並んでいる
  • 面と線が重なり合い、画面が断片的に見える

これらが揃っていると、キュビスムの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「キュビスム」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「キュビスムとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)