STYLE PROFILE
ロモグラフィー風
Lomography
ロモのフィルムカメラに見られる、鮮やかな色と強い明暗差を取り入れる写真表現です。画面の四隅が暗くなる見え方も代表的な特徴です。

ロモグラフィー風の代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#24272A | 文字と構造 | 11.86:1 | 本文の文字にも使える |
#BB563C | 主色 | 3.68:1 | 大きな文字や図形なら使える |
#487E69 | 強調色 | 3.71:1 | 大きな文字や図形なら使える |
#CFB849 | 強調色 | 1.56:1 | 文字には向かない |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
ロモグラフィー風のプロンプト例
ロモグラフィー風でデザインしてください。深く鮮やかな発色、強いコントラスト、画面の周辺が暗くなる減光を取り入れてください。
ロモグラフィー風の主な視覚的特徴
- 深く鮮やかな発色
色を濃く鮮やかに出し、日常の場面を印象の強い画面にします。LC-Aの写りは、豊かな色と深い彩度が特徴とされます。
- 強いコントラスト
明るい部分と暗い部分の差をはっきりさせます。後継機のLC-A+も、元のLC-Aと同じく、くっきりしたコントラストを持つと説明されています。
- 画面の周辺が暗くなる減光
画面の周辺が暗く落ち、中央を囲むように見えます。この周辺減光(ビネット)は、LC-Aの写りのトレードマークとされます。
ロモグラフィー風が向いている成果物
深い発色と周辺減光で日常の写真をまとめ、街や旅の記録にフィルムらしい強い表情を与えられる。
ロモグラフィー風とは
ロモグラフィーは、ロシア製の小型フィルムカメラ「ロモLC-A」をきっかけに、オーストリアのウィーンで始まった写真の活動です。LC-Aはサンクトペテルブルクのロモ社の工場で作られ、1984年に大量生産が始まりました。
プラハを旅していたウィーンの学生たちがLC-Aを見つけ、ウィーンに戻ってフィルムを現像すると、不思議に美しい写真ができていました。1992年には国際ロモグラフィー協会の設立が決まり、同じ年の夏に「ロモグラフィーの10の黄金律」が書かれ、11月5日には宣言が新聞『ウィーナー・ツァイトゥング』に掲載されました。
黄金律は「考えるな、とにかく撮れ」という合言葉にまとめられ、カメラをどこへでも持って行くことや、何を撮ったかを前もって知らなくてよいことを説いています。LC-Aのミニター1レンズは、豊かな色、深い彩度とコントラスト、影のような周辺減光を持つ独特の写りを生みました。
最初の展覧会はウィーンで開かれ、多くの写真を大きな壁一面に並べる「ロモウォール」が初めて作られました。その後ニューヨークとモスクワで同時に展覧会が開かれ、2006年には改良版のLC-A+が発売されました。ロモグラフィー社によれば、この写りは多くの写真加工アプリにもまねされています。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 色が深く鮮やかに出ている
- 明暗の差が強い
- 画面の周辺や四隅が暗く落ちている
これらが揃っていると、ロモグラフィー風の特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「ロモグラフィー風」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Lomo-Love in the '90s: How It Began with the LC-A(新しいタブで開きます)Lomography
- Lomography History(Internet Archive 2026年5月1日保存版)(新しいタブで開きます)Lomography
- The Ten Golden Rules(Internet Archive 2026年10月2日保存版)(新しいタブで開きます)Lomography
- Lomo-Love in the '90s: How It Began with the LC-A(Internet Archive 2021年6月22日保存版)(新しいタブで開きます)Lomography
- A Lomografia e o hibridismo das imagens na era das novas mídias(修士論文、2015年)(新しいタブで開きます)Yanic Diener Braga / Universidade de Brasília
名称・説明・主な視覚的特徴と「ロモグラフィー風とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



