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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

リサイクル素材の表現

Recycled-material Aesthetic

再生素材の破片や色の混ざりを隠さずに見せる表現です。再生素材すべてに共通する見た目ではなく、斑点のある再生プラスチックを代表とします。

リサイクル素材の表現のスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

リサイクル素材の表現の代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#EAE6DC)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#333E3C文字と構造8.89:1本文の文字にも使える
#88AFA6主色1.93:1文字には向かない
#BE9475強調色2.19:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

リサイクル素材の表現のプロンプト例

リサイクル素材の表現でデザインしてください。異なる色の小さな破片、破片が不規則に散らばる面、均一に混ざりきらない素材の表情を取り入れてください。

リサイクル素材の表現の主な視覚的特徴

  1. 異なる色の小さな破片

    色の違う使用済みの容器などを細かく砕き、その破片の色を表面に残します。RCP2の椅子では、もとのボトルの色の違いや印刷の切れ端まで見えます。

  2. 破片が不規則に散らばる面

    砕いた破片を加熱・加圧して固め、破片は決まった並びを持たずに面全体へ散らばります。スマイル・プラスチックスの見本では、それがテラゾーや石のような面になっています。

  3. 均一に混ざりきらない素材の表情

    色を一つに揃えず、混ぜた材料の組み合わせをそのまま表情にします。RCP2の板の色は混ぜたボトルで決まり、V&Aはその表面を多色のまだら模様と記しています。

リサイクル素材の表現が向いている成果物

  • 不均一な色の破片を包みの表面表現に使い、粒や素材の混ざりを生かした外観を作れる。見た目だけで実際に再生素材であるとは表示しない。

  • 斑点のある素材を主題画像にして、再生プラスチックの表情を扱う記事の手がかりにできる。

リサイクル素材の表現とは

再生素材の色の混ざりを見せる家具の例に、イギリスのデザイナー、ジェーン・アトフィールドが1992年に設計した「RCP2」の椅子があります。ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)は、この椅子が再生プラスチックを使う道を開いたとしています。

椅子は、シャンプーや台所用洗剤、日焼け止めの使用済みボトルだけでできています。地域の回収所で集めたボトルを洗って細かく砕き、その破片を加熱・加圧して板にしたもので、ボトルの色の違いや印刷の切れ端まで見えます。板の色は、混ぜたボトルの組み合わせで決まりました。

アトフィールドによれば、この素材は見た目がとてもにぎやかなので、単純な形に向いています。椅子は、ねじで留めた板の強さで形を保ちます。V&Aによれば、再生素材でできていることを示すこの椅子は、1990年代半ばに環境に配慮したデザインの運動を象徴するものになりました。

スマイル・プラスチックス社も1994年に再生プラスチックの板を作り始めました。2000年代初めの見本には、工場で不良品になったヨーグルトの容器と古い冷蔵庫の内張りを混ぜて、テラゾーや石のように見せたものがあります。プラスティシエット社も、2016年から使用済みプラスチックで作ってきた初期の板はテラゾーに似ていて、ひと目で再生品と分かったと説明しています。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 色の違う小さな破片が見えている
  • 破片が不規則に散らばっている
  • 色が均一に混ざりきらず、まだらになっている

これらが揃っていると、リサイクル素材の表現の特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「リサイクル素材の表現」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「リサイクル素材の表現とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)