STYLE PROFILE
モダニズムのランドスケープ
Modernist Landscape Design
ここではブルレ・マルクスの庭をもとに、抽象的な曲線の区画と植物のまとまりを組み合わせる景観を扱います。

モダニズムのランドスケープの代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#304A38 | 文字と構造 | 7.54:1 | 本文の文字にも使える |
#698951 | 主な装飾 | 3.07:1 | 大きな文字や図形なら使える |
#9B523E | 補助の装飾 | 4.44:1 | 大きな文字や図形なら使える |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
モダニズムのランドスケープのプロンプト例
モダニズムのランドスケープでデザインしてください。大きくうねる区画に植物をまとまりとして配置し、葉の形と色を対比させてください。
モダニズムのランドスケープの主な視覚的特徴
- 大きくうねる抽象的な区画
抽象画を設計の土台にし、曲がりくねった形で区画を分けます。色とりどりの不定形の舗装模様も、画家のパレットのように使われました。
- 植物をかたまりとして扱う配置
植物を大きな群れにまとめて、旺盛に植えます。植物を建築のように配置することも、ブルレ・マルクスが繰り返し用いた設計の特徴です。
- 葉の形や色の強い対比
色の劇的な対比と熱帯植物の重視が、彼の庭の特徴です。ユダヤ博物館は、平らな面と抽象的な形、大胆な色を用いる点で、彼の庭を近代美術の作品と位置づけています。
モダニズムのランドスケープが向いている成果物
大きくうねる区画と植物の色や形のまとまりで、庭の構成を抽象的な面として見せられる。
モダニズムのランドスケープとは
モダニズムのランドスケープは、近代美術の考え方を庭や公園のデザインに取り入れた景観表現です。ここでは、ブラジルの造園家で芸術家のロベルト・ブルレ・マルクス(1909〜1994年)の庭を代表として扱います。サンパウロに生まれリオデジャネイロで育った彼は、1928年に絵を学ぶためベルリンへ渡り、ダーレム植物園を訪れて、熱帯植物の植栽が芸術になりうることを知りました。
ブルレ・マルクスは、絵画の美学を景観デザインに持ち込みました。近代美術の創始者たちから着想を得て抽象画を描き、それを庭の設計の土台にして、植物を立体的な「生きた芸術作品」の部品としました。また、ブラジル自生の熱帯植物の利用を広め、その多くを自ら集めて育てました。
1949年にリオデジャネイロ西部で始めた「シティオ・ロベルト・ブルレ・マルクス」は、40年以上にわたる「景観の実験室」となりました。オスカー・ニーマイヤーらの建築家と協働し、コパカバーナ海岸の遊歩道やリオのフラメンゴ公園などを手がけ、60年の経歴で世界に2000を超える庭を設計しました。
この手法は「モダン・トロピカル・ガーデン」と呼ばれる様式へ発展し、20世紀半ば以降、ブラジルと世界の公園や庭のかたちに大きな影響を与えました。シティオは2021年に世界遺産に登録され、近代の熱帯庭園として初めての登録となりました。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 大きくうねる曲線で、区画や舗装が抽象的に分けられている
- 植物がまとまった群れとして植えられている
- 葉の形や色が、隣どうしで強く対比している
これらが揃っていると、モダニズムのランドスケープの特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「モダニズムのランドスケープ」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Sítio Roberto Burle Marx(新しいタブで開きます)UNESCO World Heritage Centre
- Roberto Burle Marx(新しいタブで開きます)The Cultural Landscape Foundation
- Roberto Burle Marx: Brazilian Modernist(新しいタブで開きます)The Jewish Museum
名称・説明・主な視覚的特徴と「モダニズムのランドスケープとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



