STYLE PROFILE
ガーデネスク
Gardenesque
植物を一つずつ見分けられるように配置し、それぞれの樹形や花の形を見せる庭の様式です。

ガーデネスクの代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#344536 | 文字と構造 | 8.14:1 | 本文の文字にも使える |
#779264 | 主な装飾 | 2.74:1 | 文字には向かない |
#B9927A | 補助の装飾 | 2.24:1 | 文字には向かない |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
ガーデネスクのプロンプト例
ガーデネスクでデザインしてください。植物どうしに余地を設け、それぞれの樹形や花の形が見分けられる庭にしてください。
ガーデネスクの主な視覚的特徴
- 隣の植物と重なりすぎない配置
株どうしを、触れそうで触れない間隔に保って植えます。群れとして見せるピクチャレスクと違い、一本ずつ立たせて植物を区別します。
- 一株ごとの樹形が見える余地
孤立させて育てた木は、その木自体の完成した姿に美しさがあると考えられました。そのため、一株ごとの形が十分に育つ余地を取ります。
- 人工的に整えた植栽の区切り
ラウドンは、ガーデネスクの道の縁ははっきりとなめらかにし、ピクチャレスクの道は不規則で粗くすると説明しました。人の手を感じさせる区切りで、自然との違いを示します。
ガーデネスクが向いている成果物
植物どうしの間を空けて一株ずつの姿を見せ、樹形や花の違いを伝える園芸の主題画像にできる。
ガーデネスクとは
ガーデネスクは、19世紀に設計者ジョン・クローディアス・ラウドンが名づけた、植物一つひとつの姿を見せる庭の様式です。ラウドンは1832年、自身の『ガーデナーズ・マガジン』でこの言葉を新しい様式の名として使い始め、1834年の『園芸百科事典』で定義しました。その目的は、レプトン派の考えに、進んだ園芸学と植物学がもたらすものを加えることだとされました。
それまでの好みは、自然を模倣する自然風やピクチャレスクの美でした。これに対しガーデネスクは、自然のままの姿との違いによって評価され、庭の技芸を示すことを目指しました。ピクチャレスクが木や低木を自然のように群れにして植えたのに対し、ガーデネスクは一本ずつ立たせ、それぞれの株の姿を十分に見せることを重んじました。ラウドンが色鮮やかな外来植物を勧めたため、この様式は園芸の知識や技術と結びつきました。
一方でこの言葉はすぐに、園芸に偏りすぎた様式と誤解され、極端に人工的なベディングアウト(花壇植え)と結びつけられました。アメリカでは、A・J・ダウニングが1841年の著書でラウドンの理論を紹介しました。ラウドンもダウニングも、この様式は植物園や樹木園の設計に最もふさわしいと考えていました。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 木や草花が、隣と重なりすぎないように離して植えられている
- 一株ごとの樹形や花の形が見分けられる
- 植栽や道の縁が、人の手で整えられたと分かる形をしている
これらが揃っていると、ガーデネスクの特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「ガーデネスク」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Gardenesque — History of Early American Landscape Design(新しいタブで開きます)National Gallery of Art
- Georgians: Parks and Gardens(新しいタブで開きます)English Heritage
- Victorians: Parks and Gardens(新しいタブで開きます)English Heritage
名称・説明・主な視覚的特徴と「ガーデネスクとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)


