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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

カートゥーン

Cartoon

人物や物を単純な形に置き換え、表情や体の特徴を強調する漫画的な表現。

カートゥーンのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

カートゥーンの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#F7EDD4)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#29354B文字と構造10.56:1本文の文字にも使える
#E9A24F主色1.84:1文字には向かない
#518D9C強調色3.19:1大きな文字や図形なら使える

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

カートゥーンのプロンプト例

カートゥーンでデザインしてください。特徴を誇張した表情や体の比率、細部を省いた単純な形、輪郭と色分けが明快な描写を取り入れてください。

カートゥーンの主な視覚的特徴

  1. 特徴を誇張した表情や体の比率

    顔つきや体の一部を大きくしたりゆがめたりして、人物の特徴や感情がひと目で伝わるようにします。特徴を誇張して滑稽さを生む点は、風刺画(カリカチュア)とも共通します。

  2. 細部を省いた単純な形

    写実的な細部を省き、形を大まかにまとめて描きます。こうした大まかで省略した描き方が多いことは、カートゥーンの定義にも書かれています。

  3. 輪郭と色分けが明快な描写

    輪郭線で形を区切り、その内側を色で塗り分けます。手描きのアニメーションのセル画では、透明なシートの表に人物の輪郭線を描き、裏から色を塗りました。

カートゥーンが向いている成果物

カートゥーンとは

カートゥーンは、人物や物を単純な形に置き換え、特徴を誇張して描く漫画的な表現です。ゲッティ研究所の『美術・建築シソーラス』は、ユーモアや機知、風刺によって時事や社会の習慣などを取り上げる絵で、多くは大まかに省略して描かれると定義しています。もとは、新聞や雑誌に載る1ページ大の挿絵、とくに時事を扱う滑稽なものを指しました。

漫画史家のマーク・ブライアントによると、滑稽な絵や風刺的な絵として初めて「カートゥーン」と呼ばれたのは、ジョン・リーチが描き、1843年7月15日に雑誌『パンチ』に載った「カートゥーン第1号 実体と影」です。リーチは、初めて「カートゥーニスト」と呼ばれた画家でもあります。なお、同じ言葉は、絵画やタペストリーなどの図案を写すための実物大の下絵も指します。

新聞には、数コマからなる連載漫画が、多くは配信を通じて掲載されます。アメリカ議会図書館の研究案内は、新聞漫画の始まりを、R・F・アウトコールトの『イエロー・キッド』としています。アニメーションでは、動きの段階を少しずつ変えた絵を続けて見せ、動いているように感じさせます。オーストラリア映像センター(ACMI)は、1919年の短編『フィーライン・フォリーズ』でデビューしたフィリックス・ザ・キャットを、世界初のアニメーションのスターと紹介しています。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 顔や体の一部が大きく誇張されている
  • 細部を省いた単純な形で描かれている
  • 輪郭線と色分けがはっきりしている

これらが揃っていると、カートゥーンの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「カートゥーン」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「カートゥーンとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)