STYLE PROFILE
ミティラー絵画
Mithila Painting
別名:マドゥバニ絵画、Madhubani Painting
インドとネパールのミティラー地域に伝わる、二重の輪郭と密な装飾が特徴の絵画。

ミティラー絵画の代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#252C27 | 文字と構造 | 11.32:1 | 本文の文字にも使える |
#C14538 | 主な装飾 | 3.98:1 | 大きな文字や図形なら使える |
#D9A437 | 補助の装飾 | 1.78:1 | 文字には向かない |
#3E7B68 | 少量の強調 | 3.92:1 | 大きな文字や図形なら使える |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
ミティラー絵画のプロンプト例
ミティラー絵画でデザインしてください。二重の輪郭で形を描き、鮮やかな色と反復する植物文様で背景を満たしてください。
ミティラー絵画の主な視覚的特徴
- 二重線による輪郭
人や物の輪郭を二本の線でなぞります。二重の輪郭はこの絵画の決定的な特徴とされ、世界の二元性の表れと解釈する画家もいます。
- 植物や動物の文様で満たした背景
背景を花や動物の模様で埋めることが多く、模様は象徴的な意味を添えます。背景を模様で満たすと、画面全体が装飾になります。
- 形を単純化し鮮やかに塗る表現
物や画面の要素を決まった形に単純化します。1970年代にはホーリー祭の色粉を水に溶いて使い、鮮やかで強い色調が生まれました。
ミティラー絵画が向いている成果物
二重の輪郭と密な動植物の文様を見せ、ミティラー地域の絵画や物語を紹介する主題画像にできる。
ミティラー絵画とは
ミティラー絵画は、ヒマラヤのふもとにあり、インドとネパールにまたがるミティラー地方で、伝統的に女性が描いてきた絵画です。マドゥバニ絵画とも呼ばれ、インドのビハール州北部のマドゥバニ県で生まれました。何世紀ものあいだ壁と床だけに描かれ、女性たちは台所の入り口近くの壁に絵を描きました。描き方は世代から世代へと受け継がれました。
絵が表す意味は主に結婚や季節の儀礼での豊穣の祝いと結びつき、ラーマの妻シーターなどヒンドゥー教の神々も描かれます。二重の輪郭はこの絵画の決定的な特徴で、背景は多くの場合、花や動物の模様で埋められ、物は決まった形に単純化されます。主な様式には、色で塗るバルニ、線で描くカチュニ、入れ墨の文様に着想を得たゴードナーがあります。
この絵は、1934年に大地震が地域を襲うまで外の世界にほとんど知られていませんでした。当時マドゥバニ地区の役人だったW・G・アーチャーが絵に目を留め、1949年に初めての論文を発表しました。1966年の干ばつと飢饉は新しい表現が生まれるきっかけとなり、1960年代には活動家や国の機関の支援で紙に描かれるようになって、絵は暮らしを支える収入源や輸出品になりました。ガンガー・デーヴィーやシーター・デーヴィーは国内外で知られる画家になりました。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 形が二重の線で縁取られている
- 背景が植物や動物の模様で埋められている
- 形が単純化され、鮮やかな色で塗られている
これらが揃っていると、ミティラー絵画の特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「ミティラー絵画」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Holi Colours(新しいタブで開きます)The Andrzej Wawrzyniak Asia and Pacific Museum
- Madhubani Folk Painting, an Aripana design, by Ukha Devi(収蔵品解説)(新しいタブで開きます)Victoria and Albert Museum
- Madhubani Folk Art from India(新しいタブで開きます)University of Victoria Legacy Art Galleries(Maltwood Art Museum and Gallery)
名称・説明・主な視覚的特徴と「ミティラー絵画とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



