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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

ハイテク・デザイン

High-tech Design

骨組みや接合部を見せ、光沢のある工業部材を造形に取り込む表現。

ハイテク・デザインのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

ハイテク・デザインの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#E6E9E7)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#2C3942文字・線9.69:1本文の文字にも使える
#A5AFB5主色1.82:1文字には向かない
#CC683B補助色3.06:1大きな文字や図形なら使える

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

ハイテク・デザインのプロンプト例

ハイテク・デザイン風に、外側から組み立てを読み取れる構造、取り付け式の部品が連なる輪郭、光沢のある金属や被覆材の表面を取り入れてください。

ハイテク・デザインの主な視覚的特徴

  1. 外側から組み立てを読み取れる構造

    鋼の骨組みや配管、ダクト、エレベーターなどを覆わずに外に見せます。何がどう組み立てられているかが、外から読み取れる形になります。

  2. 取り付け式の部品が連なる輪郭

    設備の塔などを部品として本体に取り付け、その連なりが輪郭になることがあります。ロイズ・ビルでは、鋼のモジュールでできた6つの設備塔が取り付け式で接続されました。

  3. 光沢のある金属や被覆材の表面

    鋼の骨組みを見せたまま、ガラスやアルミのパネルを張って仕上げた例があります。設備を明るい色で目立たせる例も多く見られます。

ハイテク・デザインが向いている成果物

ハイテク・デザインとは

ハイテク・デザインは、工業技術や組み立ての仕組みを外観の主題にする表現で、建築ではハイテク建築と呼ばれます。ハイテク建築は後期モダニズムの一つの流れとして現れ、それまでのモダニズム建築と、より派手なポストモダニズムとの橋渡しになりました。

先行するブルータリズムと同じく、建物の構造や骨組みを見せたままにすることが多く、暖房や空調、エレベーター、排水などの設備も同じように見せます。むき出しの配管やナット、ボルトは、実用の役目を果たしながら装飾にもなり、建物に「技術的な見た目」を与えます。鋼の骨組みがよく使われ、設備を色で目立たせることも多く見られます。

初期の例には、リチャードとスー・ロジャーズが1968〜70年にロンドンのウィンブルドンに建てた住宅「22パークサイド」があり、明るい黄色の鋼の骨組みが特徴です。ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館は、1986年に開業したロイズ・ビルを「ロンドンで最初のハイテク建築」と紹介しており、配管やダクト、ガラスのエレベーターが外側に出ています。設計したロジャーズは、その前にパリのポンピドゥー・センターで名を知られていました。

ロジャーズの親しい友人ノーマン・フォスターも、ハイテクの先駆者として知られます。一方で、ポンピドゥー・センターの展覧会資料は、ロジャーズの仕事が「ハイテク・スタイル」と単純化されることもあったと述べ、そのねらいは部材の工場生産による柔軟さや効率にあったと説明しています。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 骨組みや設備が外側に表れ、組み立てを読み取れる
  • 取り付け式の部品が、建物の輪郭をつくっている
  • 光沢のある金属や被覆材の表面である

これらが揃っていると、ハイテク・デザインの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「ハイテク・デザイン」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「ハイテク・デザインとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)