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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

デュオトーン

Duotone

画像の明暗を二つの色の濃度で表し、写真や図像の色調を統一する表現。

デュオトーンのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

デュオトーンの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#F6EEE0)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#222B54文字と構造11.82:1本文の文字にも使える
#DC6861主色2.94:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

デュオトーンのプロンプト例

デュオトーンでデザインしてください。二色を使って再現する階調、明部と暗部で変化する色の濃度、全体を限られた色調でまとめた画像を取り入れてください。

デュオトーンの主な視覚的特徴

  1. 二色を使って再現する階調

    同じ画像を2色のインクで刷り重ね、灰色の段階を補い合います。Photoshopの説明によれば、印刷機がインク1色で再現できる灰色は約50段階なので、2色にすると階調の幅が広がります。

  2. 明部と暗部で変化する色の濃度

    黒を暗い部分に、灰色を中間調と明るい部分に受け持たせたり、色のインクを明るい部分に使ったりするなど、インクごとに濃度の配分を変えます。Photoshopでは、この配分をインクごとの曲線で調整します。

  3. 全体を限られた色調でまとめた画像

    色のインクを使う場合は、灰色の濃淡の代わりに色のインクで色づいた灰色を再現するため、画像全体がわずかに色づいた、限られた色調にまとまります。

デュオトーンが向いている成果物

デュオトーンとは

デュオトーンは、1枚の白黒の画像を、2色のインクで刷り重ねて表す方法です。デュプレックスやデュオグラフとも呼ばれます。網点で写真を刷る印刷の分野で、1色だけで刷るハーフトーンの階調を改良する方法として登場しました。

伝統的な方法では、同じ原稿から2枚の網点のネガを作ります。モアレと呼ばれる干渉の模様を避けるため、2枚のスクリーンは30度ずらします。ふつうは先に灰色などの淡い色を刷り、次に黒を刷りました。2色目が画像に厚みとなめらかさを加え、中間調と明るい部分を引き立てます。黒を使わないインクの組み合わせで、独特の色調を作ることもありました。デュオトーンは1930年代に一般的になり、主に高価な出版物に使われました。

デュオトーンは画像編集ソフトでも作ることができ、Adobe Photoshopでは1色・3色・4色で刷る画像もまとめてデュオトーンとして扱います。同ソフトの説明によれば、白黒の画像には256段階の灰色を表示できても、印刷機が1色のインクで再現できる灰色は約50段階です。そのため黒1色の印刷は粗く見えやすく、インクを2色に増やすと階調の幅が広がります。黒を暗い部分に、灰色を中間調と明るい部分に使うこともありますが、明るい部分に色のインクを使うことが多く、画像にわずかな色味が付きます。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 画像が2色のインクだけで表されている
  • 暗い部分と明るい部分で色の配分が変わっている
  • 画像全体が一つの色調にまとまっている

これらが揃っていると、デュオトーンの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「デュオトーン」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「デュオトーンとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)