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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

構成的普遍主義

Constructive Universalism

別名:Universalismo Constructivo

格子状に区切った面へ簡潔な記号を収め、抽象と具象を同じ画面に置く表現。

構成的普遍主義のスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

構成的普遍主義の代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#DED7C4)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#34342F文字・線8.71:1本文の文字にも使える
#9B8767主色2.41:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

構成的普遍主義のプロンプト例

構成的普遍主義風に、長方形を組み合わせた格子状の構成、区画の中へ収めた簡潔な具象記号、手で描いた線を残す抽象と具象の組み合わせを取り入れてください。

構成的普遍主義の主な視覚的特徴

  1. 長方形を組み合わせた格子状の構成

    大きさの違う長方形を組み合わせ、画面全体を格子で区切ります。トレス=ガルシアは黄金分割を用いて、調和の取れた格子を作りました。

  2. 区画の中へ収めた簡潔な具象記号

    格子の区画に、魚や錨、時計、男女などを簡潔な記号として描き込みます。メトロポリタン美術館によれば、《構成的絵画》(1931年)の記号は、一つずつ読めると同時に、より大きな抽象的な物語の一部としても読めるよう意図されています。

  3. 手で描いた線を残す抽象と具象の組み合わせ

    手で引いた線で、抽象的な格子と具象的な記号を一つの画面にまとめます。キュレーターのペレス=オラマスは、その図式的な方法と原初的な線の身振りを指摘しています。

構成的普遍主義が向いている成果物

構成的普遍主義とは

構成的普遍主義は、ウルグアイ出身の画家ホアキン・トレス=ガルシアが名付けた、独自の絵画の方法です。構図の下に格子状の構造を置き、その中に図案化した記号を収めます。

トレス=ガルシアは1874年にモンテビデオで生まれ、バルセロナで育ちました。1920〜22年のニューヨーク時代の作品に、区画の中に記号を収めた格子状の構造が初めて現れます。1920年代後半のパリでは、テオ・ファン・ドゥースブルフやピート・モンドリアンらと知り合い、1930年にはグループ「セルクル・エ・カレ」の結成で中心的な役割を担いました。この経験が、構成的普遍主義の形成へつながりました。

時代や文化を越えて人間の精神を表すことを目指し、1930年から1932年にかけて、格子の中に記号を並べる視覚的な語彙を作りました。新造形主義の格子を取り入れながらも、純粋な形だけでは人間的な価値を表しきれないと考え、ヨーロッパのモダニズムの抽象と、アメリカ大陸の古代文化の図像の伝統を結びつけました。《白と黒の構成》(1938年)の陰影のある長方形の区画は、インカの石組みを思わせます。

1934年にウルグアイへ戻ると、講演「南の学派」でモンテビデオに国の美術学校を作る必要を説きました。原稿の表紙に描いた上下逆さまのアメリカ大陸の地図は、南からの近代を示す旗印となりました。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 画面が長方形の区画で格子状に分けられている
  • 区画の中に、魚や錨、時計などの簡潔な記号が収められている
  • 手で描いた線で、抽象的な格子と具象的な記号が同じ画面にまとめられている

これらが揃っていると、構成的普遍主義の特徴を持っていると言えるでしょう。

新造形主義の格子を受け継ぎながら、純粋な形だけにとどまらず記号を描き込む点で、デ・ステイルとは異なります。

実例を見る

Google画像検索で「構成的普遍主義」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「構成的普遍主義とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)