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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

アール・デコ

Art Deco

均衡の取れた幾何学構成、様式化した装飾、限られた配色と豪華な素材感を組み合わせ、近代的な華やかさを表すデザインスタイル。

アール・デコのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

アール・デコの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#111318)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#F2E8D5文字・明るい面15.28:1本文の文字にも使える
#C8A24B罫線・幾何学装飾7.72:1本文の文字にも使える

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

アール・デコのプロンプト例

アール・デコでデザインしてください。直線と幾何学形を均衡よく配置し、放射線やジグザグの反復装飾と、濃い地に映える金属的な明色を用いてください。

アール・デコの主な視覚的特徴

  1. 直線と幾何学形を均衡よく配置した構成

    直線や幾何学形を、釣り合いを保って配置し、整った骨組みをつくります。広告や本の表紙、建物にも共通して見られる、均衡の取れた幾何学的な構成です。

  2. 放射線やジグザグ、幾何学形の反復による様式化された装飾

    放射状の線やジグザグ、同じ幾何学形の繰り返しで面を飾ります。当時の批評家が「ジグザグ・モデルヌ」と呼んだように、幾何学的な装飾がこの様式の目印でした。

  3. 濃い色面に金属を思わせる明るい色を対比させた、限定色の仕上げ

    色数を絞り、濃い地に金や銀を思わせる明るい色を合わせます。象牙や珍しい木材などの豪華な素材や漆塗りを好んだこの様式の質感を、平面で表したものです。

アール・デコが向いている成果物

  • 幾何学的な枠と限定色の金属的な対比で、名称を際立たせながら格式と華やかさを示せる。

  • 放射線や反復装飾を見出しと区切りに使い、催しの情報を均衡ある華やかな構成にまとめられる。

アール・デコとは

アール・デコは、第一次世界大戦後に栄え、1930年代まで続いた装飾芸術と建築の様式です。名前は、1925年にパリで開かれた現代装飾美術・産業美術国際博覧会の名を略したものです。この呼び名は1960年代に生まれたもので、博覧会のころは「スタイル・モデルヌ」と呼ばれていました。

装飾を重んじることが大きな特徴で、人物や動物、花や植物のモチーフに加え、抽象的な幾何学模様も多く使われました。フランスの多くのデザイナーはキュビスムの抽象化した形を装飾に取り入れました。V&Aは、伝統と近代、豪華さと機能を結びつけた点にこの様式の強みがあると述べています。グラフィックでは、新しい乗り物や摩天楼、ジャズ音楽の速さが表されました。

1925年の博覧会には7か月で1,600万人以上が訪れ、家具のエミール=ジャック・ルールマンやガラスのルネ・ラリックらが初期の運動を広めました。会場にはグラフィックデザインの区画もありました。1922年のツタンカーメン王墓の発掘は、エジプト風の図柄を流行させました。

幾何学形は化粧箱や食器などの日用品にも及び、広告や本の表紙、建物にも均衡の取れた幾何学的な構成が見られます。英米の批評家は、こうした作品を「ジグザグ・モデルヌ」などとも呼びました。1929年の株価暴落の後、豪華な装飾は時代に合わなくなり、1930年代にしだいに衰えました。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 直線や幾何学形が均衡よく配置されている
  • 放射線やジグザグなどの模様が繰り返されている
  • 限られた色に、金属を思わせる明るい色が組み合わされている

これらが揃っていると、アール・デコの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「アール・デコ」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「アール・デコとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)