STYLE PROFILE
タイダイ
Tie-dye
布をねじって染め分けることで、渦や放射状の大きな色の流れを作る表現。ここでは多色の渦巻きを扱います。

タイダイの代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#383260 | 文字と構造 | 9.75:1 | 本文の文字にも使える |
#CB5D65 | 主な装飾 | 3.30:1 | 大きな文字や図形なら使える |
#DDB64E | 補助の装飾 | 1.60:1 | 文字には向かない |
#428EAA | 少量の強調 | 3.08:1 | 大きな文字や図形なら使える |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
タイダイのプロンプト例
タイダイでデザインしてください。複数の鮮やかな色を中心から渦状に広げ、布をねじって染めたような揺れる境界を残してください。
タイダイの主な視覚的特徴
- 中心から広がる渦の形
布の中心をつまんで円を描くようにねじり、平たい渦にして留めてから染めます。ほどいて広げると、ねじった跡が中心から広がる渦の形として現れます。
- 複数の色が流れる染め分け
輪ゴムで区切った扇形の区画ごとに、違う色を差して染めます。広げると、区画ごとの色が渦に沿って流れるように並びます。
- 布の折れに沿う揺れた境界
折り目や縛った部分は染料が均一に染み込まないため、色の境目はまっすぐになりません。布のひだに沿って、揺れた線になります。
タイダイが向いている成果物
多色の渦と布の折れに沿う色の流れで、音楽や自由な表現の企画に躍動的な外観を与えられる。
タイダイとは
タイダイは、英語のtie-dyeingから来た言葉で、絞り染めのことです。布を折り、糸や輪ゴムで縛ってから染めると、折りや縛りのために布が均一に染まらず、それが模様になります。ここでは、布を中心からねじって留め、複数の色を差す渦巻き模様を扱います。
布を縛って染める技法は、ペルーからナイジェリア、日本、東南アジアまで、古代の世界各地でおおむね別々に生まれました。南アジアのバンダニは、最も古い技法の一つです。日本では奈良時代の絞り染めが正倉院などに残っています。
アメリカでの広まりは、安く手に入る合成染料の登場と結びついていました。早い例として、1909年に化学の教授チャールズ・ペリューが工芸雑誌『ザ・クラフツマン』に寄せた記事があります。1920〜30年代には、倹約を心がける女性に向いた手芸として勧められました。1960年代より前は「tied dyeing」と呼ぶのが一般的で、1960〜70年代にはタイダイの服が時代の象徴となりました。北アメリカでは、1960年代のヒッピー運動の象徴として知られています。
渦巻き模様は、模様の中心にしたい点をつまんで円を描くようにねじり、平たい渦にして作ります。たとえば、交差させた3本の輪ゴムで6つの扇形に区切り、すべての区画を1色で染めるか、区画ごとに色を替えて染めます。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 模様が一つの中心から渦を巻いて広がっている
- 複数の色が渦に沿って帯のように分かれている
- 色の境目が布のひだに沿って揺れている
これらが揃っていると、タイダイの特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「タイダイ」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Tie-Dye Basics - The Spiral(新しいタブで開きます)Dharma Trading Co.
- タイダイ(デジタル大辞泉)(新しいタブで開きます)コトバンク(小学館)
- 絞染(精選版 日本国語大辞典/世界大百科事典/日本大百科全書/百科事典マイペディア)(新しいタブで開きます)コトバンク(小学館・平凡社)
- Terrific Tie Dye (4-H project sheet, Kevin A. Palmer and Paula Rogers Huff)(新しいタブで開きます)University of Wisconsin-Extension
- Fit to Be Dyed (Elisabeth Berry Drago, Distillations)(新しいタブで開きます)Science History Institute
- Beloved yet banned: The surprising history of tie-dye (Emily Fagan)(新しいタブで開きます)National Geographic
名称・説明・主な視覚的特徴と「タイダイとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



