STYLE PROFILE
スーダン・サヘル建築
Sudano-Sahelian Architecture
西アフリカのモスクを代表例に、土の壁と突き出す木材、先細りの塔を用いる建築表現。

スーダン・サヘル建築の代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#49372A | 文字・構造 | 8.65:1 | 本文の文字にも使える |
#B88653 | 主色 | 2.45:1 | 文字には向かない |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
スーダン・サヘル建築のプロンプト例
スーダン・サヘル建築の雰囲気にしてください。丸みを帯びた厚い土の壁、壁面から突き出す木の骨組み、先端へ細くなる塔や縦の控壁を取り入れてください。
スーダン・サヘル建築の主な視覚的特徴
- 丸みを帯びた厚い土の壁
ジェンネの大モスクでは、泥と砂、もみ殻、水を混ぜた煉瓦で厚い壁を築き、泥の漆喰を塗り重ねます。雨季に表面が溶けるため、定期的な塗り直しが欠かせません。
- 壁面から突き出す木の骨組み
壁から木の梁を突き出させます。ジェンネの大モスクでは、梁は装飾と構造を兼ね、毎年の塗り直しの祭りでは足場としても使われます。
- 先端へ細くなる塔や縦の控壁
上を平らに切ったピラミッド形の塔や縦の控壁が上へ伸び、控壁の頂部には土器やダチョウの卵をのせます。コートジボワール北部のモスクでは、縦の構造は、モスクを周りの建物から際立たせるためのものでした。
スーダン・サヘル建築が向いている成果物
丸い土壁と突き出す木材、先細りの塔を描き、西アフリカの建築を素材とシルエットで示せる。
スーダン・サヘル建築とは
スーダン・サヘル建築は、西アフリカのサバンナ地域に特有の土の建築で、「スーダン様式」とも呼ばれます。この様式は、マリ帝国に属し、サハラを越えて北アフリカへ向かう金と塩の交易で栄えた都市ジェンネで生まれました。とくに15世紀から南へ広がり、より湿った気候に合わせて、背が低く控壁の強い形になりました。
コートジボワール北部に残るこの様式のモスクについて、ユネスコは、土の構造、突き出した骨組み、土器やダチョウの卵をのせた縦の控壁、上を平らに切ったピラミッド形のミナレットを特徴に挙げています。そして、アラブ・ベルベル人のイスラムの建築と、地域のアニミズムの共同体の建築という、二つの形の融合を示すものと説明しています。
代表例はマリのジェンネの大モスクで、現在の建物は1907年に完成した3代目です。Smarthistoryは、世界最大の土の建造物であり、スーダン・サヘル建築の最大の達成だと評しています。正面には3本のミナレットと柱型が並び、柱の頂部の円錐形の突起にダチョウの卵が置かれます。サヘルでは、こうした土の建物に定期的な塗り直しが必要で、塗り直さなければ雨季に外側が溶けてしまいます。ジェンネの町は1988年に世界遺産に登録されました。
コートジボワール北部のモスクは主に17〜19世紀に建てられたもので、国内に残る20棟のうち最もよく保存された8棟が世界遺産に登録されています。ジェンネで発展した様式と、地域の建築の形や技術が混ざり合っています。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 丸みを帯びた厚い土の壁でできている
- 壁面から木の梁が突き出している
- 先細りの塔や、縦に並ぶ控壁が上へ伸びている
これらが揃っていると、スーダン・サヘル建築の特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「スーダン・サヘル建築」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Sudanese style mosques in northern Côte d’Ivoire(新しいタブで開きます)UNESCO World Heritage Centre
- Great Mosque of Djenné(新しいタブで開きます)Smarthistory
- Old Towns of Djenné(新しいタブで開きます)UNESCO World Heritage Centre
名称・説明・主な視覚的特徴と「スーダン・サヘル建築とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)

