STYLE PROFILE
山水画
Shan-shui
山や水を中心に自然を組み立て、筆墨の表現に作者の自然観を重ねる中国絵画の伝統。

山水画の代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#30382F | 文字と構造 | 8.99:1 | 本文の文字にも使える |
#798574 | 主な装飾 | 2.87:1 | 文字には向かない |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
山水画のプロンプト例
山水画でデザインしてください。山と川を中心に風景を構成し、墨の筆線で樹木や岩を描いてください。
山水画の主な視覚的特徴
- 山と川を中心に構成した風景
山並みと流れる水を画面の骨組みにします。范寛の作品では、手前の大岩、中ほどの木の茂る岩山、奥の高い峰を重ね、小さな人物を添えて広さを示します。
- 樹木や岩を描く墨の筆線
范寛は、山の形を太さの変わる鋭い輪郭線、点、墨のぼかしで表し、大木のこぶのある幹を力強く鋭い筆づかいで描きました。
- 風景を写し取るだけでなく再構成する表現
北宋の山水画家は目に見えるとおりには描きませんでした。范寛は、視点を移しながら、景色のさまざまな面を一つの画面にまとめました。
山水画が向いている成果物
山、川、樹木を筆墨で再構成した情景により、自然や思想を扱う内容を奥行きのある主題画像にできる。
山水画とは
山水画は、山や川を中心に自然の景色を描く中国の絵画です。中国語の「山水画」は「山と水の絵」と訳されます。西洋の画家が風景を人物の背景としか考えなかった時代よりはるか前に、中国の画家は風景をそれ自体の主題として高めていました。中国では古くから山を神聖なものと見なし、仙人の住む所と考えていました。
唐の後期までに、山水画は独立した分野となり、日常の世界を離れて自然と交わりたいという教養人の願いを表しました。唐が崩れると、学者たちは山にこもり、自然の中に変わらないものを求めました。北宋の初めの范寛「谿山行旅図」(1000年ごろ、台北・国立故宮博物院)は、北宋初めの雄大な山水画の様式をよく表しています。
宋の初めには、新しく現れた学者官僚が、書の筆づかいを用いた新しい画風で自分を表し、老木や竹、岩を描いた墨一色の絵は人柄の象徴となりました。元では、実在の場所を写すのでなく、別荘を粗末な草ぶきの小屋で表すような象徴的な描き方も用いられました。また、昔の名人の画風と画家の内面を重ねた「心の風景」が生まれ、絵は画家の心を伝える手段となりました。明では、蘇州の呉派を率いた沈周と、弟子の文徴明が文人の理想を体現しました。メトロポリタン美術館は、中国の山水画は外の世界をそのまま写したものではほとんどなく、描き手の心を表すものだと説明しています。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 山と川が画面の中心になっている
- 樹木や岩が墨の筆線で描かれている
- 実景を写すより、景色が組み立て直されている
これらが揃っていると、山水画の特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「山水画」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Landscape Painting in Chinese Art(新しいタブで開きます)The Metropolitan Museum of Art
- Landscape(新しいタブで開きます)The Nelson-Atkins Museum of Art
- Neo-Confucianism and Fan Kuan’s Travelers by Streams and Mountains(Smarthistory、Jennifer Noering McIntire)(新しいタブで開きます)Humanities LibreTexts
名称・説明・主な視覚的特徴と「山水画とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



