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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

国際様式

International Style

薄い平面と規則的な反復で空間を囲み、装飾を抑えた軽い外観を作る近代建築表現。

国際様式のスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

国際様式の代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#EEF0EB)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#2E3940文字・線10.30:1本文の文字にも使える
#A4B3B9主色1.88:1文字には向かない

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

国際様式のプロンプト例

国際様式風に、厚い塊より薄い面で囲む構成、部材や開口部の規則的な反復、装飾を省いた非対称の組み立てを取り入れてください。

国際様式の主な視覚的特徴

  1. 厚い塊より薄い面で囲む構成

    骨組みを薄い殻で包み、重い塊ではなく面で囲まれた空間として見せます。繰形をなくし、窓や扉を壁面とそろえることで、壁を薄く平らな面に見せます。

  2. 部材や開口部の規則的な反復

    高層ビルの各階や学校の窓の列を、上下に飾りを付けずにそのまま繰り返します。垂直・水平の繰り返しは、近代の建て方に自然に伴うものと考えられました。

  3. 装飾を省いた非対称の組み立て

    付け加えた装飾や模様をなくし、材料の扱いと比例の良さで見せます。左右対称の軸の代わりに、性格の異なる部分どうしの釣り合いで全体をまとめることが多くあります。

国際様式が向いている成果物

  • 薄い面と規則的な開口の反復を描き、近代建築の軽い外観を示せる。スイス・スタイルの文字組みとは区別して使う。

国際様式とは

国際様式(インターナショナル・スタイル)は、第一次世界大戦の後、ヨーロッパで多くの建築家の並行した試みから生まれた近代建築の様式です。いくつもの国で同時に発展し、世界に広まったことから、この名で呼ばれました。1932年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)で、フィリップ・ジョンソンと建築史家ヘンリー=ラッセル・ヒッチコックが展覧会を開き、この様式を紹介しました。

鉄の柱や梁、鉄筋コンクリートの骨組みによって、建物は骨組みを薄く軽い殻で包んだものと考えられるようになりました。重い塊ではなく、面で囲まれた空間として設計します。左右対称の代わりに、窓や階の規則的な繰り返しと、使い勝手に応じた非対称を受け入れ、付け加えた装飾はなくしました。

展覧会の解説は、グロピウス、ル・コルビュジエ、J・J・P・アウト、ミース・ファン・デル・ローエの4人を様式の創始者とし、デッサウのバウハウス校舎を原則のわかりやすい例に挙げています。

アメリカでは、1930年代後半にミースやグロピウスらヨーロッパの建築家が移り住んだことで、この様式が広まりました。1932年の展覧会は建築の転換点となり、国際様式はその後の数十年間、商業建築や施設の建築で主流の様式になりました。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 壁が薄く平らな面に見え、窓が壁面とそろっている
  • 同じ窓や階が、強調なしに繰り返されている
  • 装飾がなく、左右対称にこだわらない組み立てである

これらが揃っていると、国際様式の特徴を持っていると言えるでしょう。

展覧会の解説は、ジグザグなどで表面を飾る当時の「モダニスティック」な様式とは異なるものだと説明しています。

実例を見る

Google画像検索で「国際様式」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「国際様式とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)