STYLE PROFILE
ピンストライプ
Pinstripe
地色に対して細い平行線を並べる縞柄です。ここでは紺地に明るい線を置く布の例を扱います。

ピンストライプの代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#ECE9DF | 文字と構造 | 10.51:1 | 本文の文字にも使える |
#77889C | 主な装飾 | 3.51:1 | 大きな文字や図形なら使える |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
ピンストライプのプロンプト例
ピンストライプでデザインしてください。暗い紺地へ、ごく細い明るい線を一定の間隔で平行に並べてください。
ピンストライプの主な視覚的特徴
- ごく細い平行線
ピンのように極細の線を、互いに平行に並べます。線がごく細いため、遠目には地の色が布の大部分を占めて見えます。
- 一定間隔の一方向の反復
縞は一方向に、決まった間隔で繰り返されます。スーツでは縦に通すのが伝統的で、横向きに裁った作例は伝統をもじった試みとして紹介されています。
- 暗い地と明るい線の対比
紺やグレーなどの暗い地に、白や明るい色の細い線を置きます。線は細くても明るさの差がはっきりしているため、縞として見分けられます。
ピンストライプが向いている成果物
暗い地へ細い平行線を一定間隔で入れ、少量の文字を引き立てる端正な布調の外観を作れる。
ピンストライプとは
ピンストライプは、ピンのようにごく細い縞を並べた柄で、紳士服によく使われます。英語の辞書メリアム=ウェブスターは、特に布地に見られるごく細い縞と、その縞の入ったスーツを指す語と定義し、この語の最初の用例を1863年としています。
よく似た柄にチョークストライプがあります。黒・紺・グレーなどの濃い色の地に、白いチョークで軽く線を引いたような縞で、スーツ用の毛織物に見られます。
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)は、ピンストライプのスーツを多く所蔵しています。1937年にイギリスのラドフォード&ジョーンズが仕立てた茶色のスーツは、シュルレアリスムを早くから支持した収集家エドワード・ジェームズが着たものです。同館は、その正確な裁断と大胆な縞が、人と違って見られたい人物らしさをよく表していると評しています。
同館の所蔵品には、伝統的なスーツを崩した作例もあります。1972年にロンドンのジョン・スティーブンが手がけたスーツは、戦後の仕立ての約束事を破るもので、体にぴったり沿い、裾の広がったズボンを合わせています。トミー・ナッターは1983年、縞が横向きに走るように生地を裁った三つ揃いを作りました。同館はこれを、伝統的なピンストライプのスーツを機知に富んだかたちでもじったものと紹介しています。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- ごく細い線が平行に並んでいる
- 線が一方向に一定の間隔で繰り返されている
- 暗い地に明るい線が置かれている
これらが揃っていると、ピンストライプの特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「ピンストライプ」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Pinstripe — Navy(新しいタブで開きます)Fabricut
- ピンストライプ(新しいタブで開きます)青山商事
- Pinstripe (Definition, First Known Use) — Internet Archive copy(新しいタブで開きます)Merriam-Webster
- ピンストライプ(デジタル大辞泉)(新しいタブで開きます)コトバンク(小学館)
- チョークストライプ(デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典)(新しいタブで開きます)コトバンク(小学館)
- Suit, Radford & Jones, 1937 (worn by Edward James)(新しいタブで開きます)Victoria and Albert Museum
- Suit, John Stephen, London 1972(新しいタブで開きます)Victoria and Albert Museum
- Single-breasted suit, Tommy Nutter, London, 1983(新しいタブで開きます)Victoria and Albert Museum
名称・説明・主な視覚的特徴と「ピンストライプとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



