STYLE PROFILE
オプ・アート
Op Art
別名:オプティカル・アート、Optical Art
線や幾何学形の反復で、振動や奥行きの錯覚を感じさせる抽象表現。

オプ・アートの代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#191B21 | 文字・線 | 16.01:1 | 本文の文字にも使える |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
オプ・アートのプロンプト例
オプ・アート風に、線や幾何学形を繰り返すパターン、白黒または鮮やかな色の対比、動きや奥行きを錯覚させる配置を取り入れてください。
オプ・アートの主な視覚的特徴
- 線や幾何学形を繰り返すパターン
単純な線や形を、間隔や大きさを少しずつ変えて繰り返します。ライリーの「オーバー」(1966年)では、曲線が周期を変えて繰り返され、きらめくような効果を生みます。
- 白黒または鮮やかな色の対比
白と黒、または鮮やかな色を強く対比させ、図と地の差をはっきりさせます。その刺激が目に働きかけ、ちらつきや、ときには残像を感じさせます。
- 動きや奥行きを錯覚させる配置
平らな画面の上に、形の並べ方だけで動きや奥行きの錯覚を生みます。実際に動くキネティック・アートとちがい、平面の上の見かけの動きを探る点が特徴です。
オプ・アートが向いている成果物
反復する線や幾何学模様を十分な面積に広げ、動きや奥行きの錯覚を主役にした外観を作れる。本文や細かな情報の背景には広げない。
オプ・アートとは
オプ・アートは、1960年代に大きく発展した抽象絵画の動向です。名前は「オプティカル・アート(視覚の芸術)」の略で、1964年に雑誌『タイム』がヴィクトル・ヴァザルリの作品を受けて作った言葉が、1960年代半ばに定着しました。
純粋な幾何学形を土台に、白黒または鮮やかな色の線や形を組み合わせます。色彩論や知覚の生理学・心理学に基づき、画面がふくらむ、ゆがむ、ちらつく、振動するといった感覚や、奥行きの錯覚をしばしば生み出します。
中心となった作家は、ブリジット・ライリー、ヘスス・ラファエル・ソト、ヴァザルリです。ヴァザルリは1930年代から絵画でこの表現を探り、オプ・アートの「祖父」とも呼ばれます。イギリスのライリーは1960年に、光学的な現象がもつ動きの可能性を探る作風を生み、「フォール」(1963年)などを描きました。
オプ・アートは、実際に動く作品を扱うキネティック・アートとともに、1955年にパリのドゥニーズ・ルネ画廊の展覧会「ル・ムーヴマン」で打ち出されました。1965年にはニューヨークの国際展「応答する眼(The Responsive Eye)」で取り上げられ、その後、グラフィック、広告、デザインにも現れるようになりました。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 線や幾何学形が規則的に繰り返されている
- 白黒または鮮やかな色が強く対比している
- 止まった画面が動いたり、奥行きがあるように見えたりする
これらが揃っていると、オプ・アートの特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「オプ・アート」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Art terms — Op art(新しいタブで開きます)The Museum of Modern Art
- Op art(Internet Archiveの保存版)(新しいタブで開きます)The Museum of Modern Art
- Op art(新しいタブで開きます)Tate
- Op art(新しいタブで開きます)National Galleries of Scotland
- Bridget Riley(新しいタブで開きます)Tate
名称・説明・主な視覚的特徴と「オプ・アートとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



