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DESIGN VOCABULARYデザインスタイル図鑑

STYLE PROFILE

ラインアート

Line Art

単色の線を中心に、輪郭や線の太さで対象の形と陰影を伝える表現。

ラインアートのスタイル見本
見本はこの図鑑のためにAIで生成した画像です。

ラインアートの代表配色例

色コードと役割をまとめてコピーできます。
背景(#F7F5EF)とのコントラスト比
色役割比文字に使う目安
#252726文字と構造13.78:1本文の文字にも使える

比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。

ラインアートのプロンプト例

ラインアートでデザインしてください。単色の線と無地の背景、形を示す輪郭線、線の太さや密度による陰影を取り入れてください。

ラインアートの主な視覚的特徴

  1. 単色の線と無地の背景

    一色の線を無地の背景に置き、色の面に頼らずに形を伝えます。どの色でも描けますが、多くは白と黒で、線と余白の対比がはっきりします。

  2. 形を示す輪郭線

    対象の外形や、その内側の主な境目を線でたどって形を示します。陰影をほとんど付けず、輪郭線だけで描く作例もあります。

  3. 線の太さや密度による陰影

    細い平行線を密に並べたり、角度を変えて重ねたりして暗さを表します。太い線を影の側に、細い線を光の当たる側に使う方法もあります。

ラインアートが向いている成果物

ラインアートとは

ラインアートは、色の面よりも線を中心に対象を描く、線画の表現です。ゲッティ研究所の『美術・建築シソーラス』は、線画を、主に線で形を示し、連続した階調の部分がほとんどない素描と定義し、ペンとインクによる素描は独特の線的な見た目を持つと説明しています。アドビの解説では、鉛筆、インク、デジタルのいずれでも描かれる、太さの異なる線でできた単色の挿絵とされ、多くは白黒で描かれます。

外形だけを線で示す素描に対し、外形の内側にある主な空間の境目もたどる描き方もあります。陰影は、細い平行線を密に並べるハッチングや、角度を変えて重ねるクロスハッチングで表します。漫画家のジョナサン・ケースは、線の太さでも明暗を表せると語っています。

印刷では、1880年代に完成した線画凸版(ラインブロック)が、線画を写真で亜鉛などの金属板に移し、凸版に腐食して複製しました。中間の階調を持たない線画や平らな面にしか使えない方法です。オーブリー・ビアズリーは、この方法での複製を前提に素描を描いた最初期の画家の一人で、ペンとインクの力強い線と黒い面を生かしました。

アドビの解説は、20世紀初めにエゴン・シーレが陰影をほとんど付けずに描いた輪郭の素描を例の一つに挙げ、線画が静物、肖像、本の挿絵、漫画にも使われるとしています。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 単色の線が無地の背景に描かれている
  • 輪郭線で形が示されている
  • 線の太さや密度で陰影が表されている

これらのいくつかが揃っていると、ラインアートの特徴を持っていると言えるでしょう。

実例を見る

Google画像検索で「ラインアート」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。

出典

名称・説明・主な視覚的特徴と「ラインアートとは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)