STYLE PROFILE
ラーンナー様式
Lanna Architecture
重なる屋根の仏堂と木彫を用いる、タイ北部の寺院建築表現。

ラーンナー様式の代表配色例
| 色 | 役割 | 比 | 文字に使う目安 |
|---|---|---|---|
#3F2D22 | 文字・構造 | 10.25:1 | 本文の文字にも使える |
#9C5E38 | 主色 | 4.05:1 | 大きな文字や図形なら使える |
#BE9A50 | 補助色 | 2.08:1 | 文字には向かない |
比はWCAG 2.2の計算式で求めた値です。4.5:1以上は本文の文字、3:1以上は大きな文字や図形に使える目安です(達成基準1.4.3・1.4.11)。
ラーンナー様式のプロンプト例
ラーンナー様式の雰囲気にしてください。幾重にも重なる仏堂の屋根、木彫に金箔や色ガラスを添えた装飾、段を重ねる仏塔を取り入れてください。
ラーンナー様式の主な視覚的特徴
- 幾重にも重なる仏堂の屋根
僧と在家の信者がともに儀式を行う仏堂(ヴィハーラ)は、寺院で最も大きく中心となることが多く、屋根を幾重にも重ねた形をよく取ります。
- 木彫に金箔や色ガラスを添えた装飾
装飾には木彫が多く用いられ、金箔を施したり、色ガラスのモザイクで飾ったりすることもあります。窓枠など一部に漆喰が使われることもあります。
- 段を重ねる仏塔
ハリプンチャイ美術に由来する、層を重ねた仏塔が最も古い形の一つです。クメールの祠堂の形を胴部に取り入れた仏塔もつくられました。
ラーンナー様式が向いている成果物
重なる仏堂の屋根と金箔を添えた木彫を見せ、タイ北部の寺院の素材と装飾を伝えられる。
ラーンナー様式とは
ラーンナー様式は、現在のタイ北部にあったラーンナー王国の伝統を受け継ぐ仏教建築です。王国の都チェンマイは、1296年にマンラーイ王が築きました。この伝統は北部のほとんどの県の仏教建築の基礎となり、中部タイの建築とは異なります。
特徴の一つは、仏塔の形の多様さです。最も古い形の一つは、ハリプンチャイ美術に由来する層を重ねた仏塔です。また、クメールの祠堂の形を仏塔の胴部に取り入れ、頂部はそのまま仏塔の形とした仏塔もつくられました。チェンマイのチェディ・ルアンは、頂部が一つの祠堂形の仏塔の最初の例とされます。
もう一つの特徴は、仏堂(ヴィハーラ)が重んじられ、寺院で最も大きく中心となる建物であることが多い点です。仏堂は屋根を幾重にも重ねることが多く、装飾には木彫を多く用い、金箔や色ガラスのモザイクを添えることもあります。経蔵は、下の階をれんがと漆喰、上の階を木造とする二階建てが北部で最も一般的です。
タイ政府が世界遺産の暫定リストに出した資料によると、第6代クーナー王と第9代ティローカラート王は多くの寺院や仏塔を建て、それらの様式は後に古典的なラーンナー様式として知られるようになりました。同じ資料は、ラーンナーの仏教建築に、ハリプンチャイのモン文明、スコータイ、ビルマの仏教建築、周辺のタイ族の町々の影響が見られるとしています。
見分けるときは、次の点を確かめてみてください。
- 仏堂の屋根が、幾重にも重なっている
- 木彫に、金箔や色ガラスが添えられている
- 仏塔が、段を重ねた形になっている
これらが揃っていると、ラーンナー様式の特徴を持っていると言えるでしょう。
実例を見る
Google画像検索で「ラーンナー様式」を見る(新しいタブで開きます)検索結果の画像はこの図鑑には保存しません。出典
- Understanding Thai Buddhist Architecture(新しいタブで開きます)Thailand Foundation
- Monuments, Sites and Cultural Landscape of Chiang Mai, Capital of Lanna (Tentative List submitted by Thailand)(新しいタブで開きます)UNESCO World Heritage Centre
- Chedi Chang Lom (Wat Chiang Man)(新しいタブで開きます)Princess Maha Chakri Sirindhorn Anthropology Centre (Arts in Southeast Asia database)
名称・説明・主な視覚的特徴と「ラーンナー様式とは」の事実は、上の出典に基づきます。特徴の説明と見分け方は、出典の内容をこの図鑑がまとめたものです。代表配色例・向いている成果物・プロンプト例は、この図鑑の編集上の提案です。制作・編集:小林 秀樹(セカヤサAIブログ)



